- Baby&Care2024/08/01 10:30
三井不動産レジデンシャル、「パークウェルステイト西麻布」を10月1日に開業、都心初・シリーズ最高峰のシニアレジデンス
三井不動産レジデンシャルは、東京都港区において、シニアレジデンス「パークウェルステイト」のフラッグシップ物件となる「パークウェルステイト西麻布」を10月1日に開業する。「パークウェルステイト西麻布」は、シリーズ初となる都心の一等地にふさわしい唯一無二の品格のあるデザインを象徴として、帝国ホテルのレストランサービス、ウェルネスプール、リラクゼーションラウンジ、ライブラリー、医療・介護サービスなどシリーズ最高峰のフラッグシップとしてふさわしい様々な設備を用意している。開業に先立ち、7月29日に行われたメディア向け内覧会では、同物件の概要について紹介すると共に、施設の全貌が公開された。
「『パークウェルステイト西麻布』は、パークウェルステイトブランド初の都心物件で、地上36階地下1階の超高層大規模シニアレジデンスとなっている。1階に共用施設フロアとティーパビリオン、9階にスパ・フィットネスフロア、35階と36階にはダイニングフロアを用意しており、専用居室は、一般居室が340室、介護居室が60室の合計400室で構成されている」と、三井不動産レジデンシャル シニアレジデンス事業部 開発室の米本厚氏。「『正統と先進』をコンセプトとして、ハード、ソフト両面においてフラッグシップにふさわしい最高峰のシニアサービスレジデンスを目指した」と、同物件のコンセプトについて説明した。
「『正統』のコンセプトでは、古くから高級住宅地といわれる西麻布周辺の街並みとの調和を意識した品格のある外観デザインとしている。低層棟と高層棟の頂部には大庇を設置し、夜間にはライトアップすることで、シンボリックな美しい外観デザインが強調され、都心に新たな風景を創り出す。また、グランドエントランスから六本木通りに面して常緑樹を多く植栽するなど、周辺環境にも配慮している」とのこと。
「外構には、美しい水景と豊かな緑で構成されるプライベートガーデンを用意した。唯一無二のランドスケープデザインで、都心にいながら、豊かな光、緑、水、風を身近に感じることができる。また、ロビーラウンジも、プライベートガーデンからの光、緑、水、風を取り込んだ開放的なデザインとしており、館内から明るく美しいガーデンの風景を楽しむことができる。この他、共用施設として、1800冊以上の書籍が読めるライブラリーや団らんエリア、自然に触れながら朝食や喫茶を楽しめるティーパビリオンを設置している」と、自然とのつながりを感じられるバイオフィリックデザインを取り入れた設計になっていると強調した。
「35階の『スカイダイニング』は、高さ約6mの吹き抜け天井で、都心のパノラマが楽しめる眺望の良いダイニングフロアとなっている。エリアごとに、朝焼け・夕焼けをイメージしたデザインを取り入れることで、365日気分に応じて好みのエリアで食事ができるようになっている。また、36階には『プライベートダイニング』を3室用意しており、家族や友人、ゲストなどと一緒に食事を楽しむことができる」と、最上階の2フロアにダイニングスペースを用意しているという。
「ダイニングフロアでは、帝国ホテルの専属シェフが、入居者の栄養バランス、健康に配慮した日々のメニューを提供する。特に36階の『プライベートダイニング』では、帝国ホテルが提供するフルコースのメニューが味わえる他、外部からシェフを呼んで、備え付けのキッチンを使ってライブキッチンを開催することもできる」と、毎日の食事を豊かにするダイニングサービスを予約不要でいつでも利用できると教えてくれた。
「もう一つのコンセプト『先進』では、9階のスパ・フィットネスフロアに、膝や腰に大きな負担をかけずに効果的な運動ができる『ウェルネスプール』を設置。ウェルネスプールでの水中運動、フィットネスジムでの陸上運動、サウナ/ハマムでの温熱療法を組み合わせた相乗効果によって、健康増進・介護予防・脳の活性化を促すプログラムを実施する」と、科学的根拠に基づいたウェルネスプログラムで入居者の健康増進をサポートするのだと力説する。
「セキュリティ面では、共用部と全居室に、顔認証によるスマートセキュリティシステムを導入した。これは、有料老人ホームとしては国内初の取り組みとなる。さらに、世界No.1の精度を誇るNECの顔認証システムを採用し、鍵の施解錠だけでなく、安否確認システムとも連携している」と、先進のセキュリティシステムで入居者の安心・安全な暮らしを確保しているとアピールした。
それでは、今回の内覧会で公開された「パークウェルステイト西麻布」の各施設を詳しく見てみよう。1階のフロアコンセプトは「大地の庭」。美しい水景と豊かな緑を感じるプライベートガーデンでは、互いに寄り添うように咲く夫婦桜をはじめ、秋には紅葉が楽しめるいろは紅葉等、季節とともに花を咲かせる草木に満ちており、四季の移ろいを感じながら過ごすことができる。また、日本の伝統的な石材である「伊達冠石」や「庵治石」を、水景を囲うように配置することで、緑、水と石材を融合させた美しいガーデンデザインを実現している。ガーデンの中心に配した水景は、「動」と「静」をコンセプトにした2つのカスケードから流れる水の音が心地よく響き、美しい風景と調和して都心でありながら自然を身近に感じられる空間設計となっている。
ロビーラウンジは、ホテルのような気品を備えたくつろぎのスペースを演出。室内にいながらもプライベートガーデンの風景や自然を眺めることができ、まるでガーデンにいるかのような心地よい空間となっている。入居者同士の交流やゲストとの歓談にも利用できる。
ライブラリーは、六本木で話題の書店「文喫」監修のもと、1800冊以上の書籍を用意している。「文喫」六本木店からブックコンシェルジュが週1回来館し、書籍のメンテナンスを行う。今後は、定期的なイベント開催や気に入った本を購入することができるサービス、入居者に向けた書籍の相談サービスを提供する予定。
ティーパビリオンは、自然に触れながら喫茶を楽しめる空間となっており、帝国ホテルのシェフが焼き上げたパンを味わえるビュッフェスタイルの朝食やカフェメニューを提供する。この他にも、カラオケルームやマージャンルームなど入居者の生活を彩る様々な共用施設を設置している。
9階のスパ・フィットネスフロアのコンセプトは「風の庭」。壁と天井は「風」をイメージして設計し、風の流れを表現している。フロアは、温水プールで無理なく楽しみながら運動できる「ウェルネスプール」、体調に合わせたエクササイズを楽しめる「フィットネスジム」、美と癒しの時間にくつろぐ「リラクゼーションラウンジ」、ゆったりと心身を癒す「大浴場」の4つのゾーンで構成されている。
「ウェルネスプール」では、医科学的根拠に基づき水中運動やウォーキング、水流マッサージなどを楽しむことができる。サウナやハマムの温熱効果で健康促進も図れるため、心身のリフレッシュに最適とのこと。また、ウェルネスデベロップメントによる健康増進プログラムも提供する。
「フィットネスジム」では、マシンルームとスタジオを用意しており、入居者それぞれの体調や目的にに合わせたパーソナルなトレーニングなどを行うことができる。
「リラクゼーションラウンジ」は、入浴や運動後の癒しの場として利用できるスペースとなっている。「大浴場」では、入退場の際に顔認証することで、入居者の安否を確認している。
最上階のダイニングフロアは、「空の庭」をテーマに、昼夜・階層によって異なる空間を演出している。35階「スカイダイニング」では、日本を代表する名門ホテルである帝国ホテルが調理・サービスを提供。専属シェフが味はもちろん、栄養バランス、健康に配慮した日々のメニューを作り、入居者は複数のメニューの中から好みや気分に合わせて選ぶことができる。
メニューは和食・洋食・中華を入れ替えながら提供し、ディナーは好きな料理を組み合わせるプリフィックススタイルで用意する。
36階には、「プライベートダイニング」を3室用意し、帝国ホテルのコースメニューが味わえる食事会はもちろん、部屋に備え付けのライブキッチン(1室)を活用し、入居者が料理人を招へいできる特別な食事場所として利用できる。また、部屋によってコンセプトが分かれており「星」「月」「太陽」をコンセプトにインテリアを採用している。
一般居室フロアは、北側に高層棟(36階)、西側に低層棟(9階)をL字型に配棟することで中庭の明るさを確保している。日照条件の良い南向き住戸を多く設計した。32~34階をプレミアムフロアとし、高天井で100m2以上の広い住戸を用意している。生活スタイルに合わせて、1LDK~2LDKの様々なプランを選ぶことができる。
2~3階には、介護が必要になった場合に利用できる要介護(AL)専用の介護居室フロアを設置しており、東京海上日動ベターライフサービスによる、看護・介護サービスを提供する。共用部に中間施設を設け、介護移行期の居住者の生活空間としても利用してもらうことで、自立生活(IL)居住者への付加価値を高めている。理美容室は、AL居住者だけでなく、IL居住者も利陽することが可能。食事は、ダイニングと同じ帝国ホテルによるメニューで、一人ひとりの体の様子に合わせた調理法で提供する。
日々の健康管理をサポートするため、医療法人社団慶永会によるクリニックを併設している。クリニックでは、日常診療に加えて、定期的な健康診断の実施や入居者専用時間における健康相談対応などの医療サービスを提供する。また、東京海上日動ベターライフの看護スタッフ・介護スタッフが24時間体制で常駐し、日々の健康相談から体調不良時のサポートを行う。さらに、東京海上日動ベターライフサービスによる介護保険事業所「TOKIORI」を同一建物内に開設し、訪問介護から家事代行まで、入居者それぞれのニーズに応じたきめ細やかなサービスを提供する。
[「パークウェルステイト西麻布」概要]
所在地:東京都港区西麻布4丁目17-24
敷地面積:7018.51m2
延床面積:4万5984.79m2
構造・規模:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造・地上36階地下1階建
居室数:400室
住戸面積:一般居室:約39m2~約142m2
介護居室:約22m2~約35m2
スケジュール:着工 2021年5月/竣工 2024年6月/開業 2024年10月
設計・施工:大林組
外観デザイン:日建ハウジングシステム、サワアソシエイツ一級建築事務所
インテリアデザイン:日建設計
外構デザイン:SWA Group
介護・看護パートナー:東京海上日動ベターライフサービス
医療連携:医療法人社団慶永会
ダイニング運営:帝国ホテル
三井不動産レジデンシャル=https://www.mfr.co.jp
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