明治安田生命、子育てに関するアンケート調査、育休明けの現実として4割の男性が感じる職場復帰時の気まずさ

明治安田生命は、0歳から6歳までの子どもがいる既婚男女に「子育てに関するアンケート調査」を実施した。その結果、男性の育休取得進展も企業規模別では格差と課題がみられた。また、育休明けの現実として、4割の男性が職場復帰時に気まずさを感じていることがわかった。

男性の育休について、男性育休の進捗状況については、男性の育休取得が進展も企業規模別では格差と課題がみられた。

男性の育休取得が促進されるなか、育休を取得した男性は33.4%、取得日数は平均42日と、前年に比べてさらに進展し、昨年の過去最高値を更新した。しかし、男性の育休取得状況を男性回答者の企業規模別でみると、大企業(大企業と中小企業は従業員数で区分(大企業:1001人以上 中小企業:1000人以下))に勤める男性が51.6%に対し、中小企業(大企業と中小企業は従業員数で区分(大企業:1001人以上 中小企業:1000人以下))に勤める男性は26.2%と、取得率には格差がみられた。

理想どおり育休を取得できなかった理由は「金銭面で取得しにくかった」(29.7%)が最も多く、次いで「長期職場を離れ、仕事のスキル・経験に支障がでるため」(17.1%)「長期職場を離れ、職場に戻る際の周囲の雰囲気に不安がある」(15.0%)の回答も目立った。

また、中小企業に勤める男性の約6割が会社から育休取得について説明がなかったと回答した。日本全体の企業数では中小企業が99.7%を占めており、政府が掲げる2025年に男性育休取得50%を達成するためにも、大企業でのさらなる育休取得促進に向けた取組みに加え、中小企業での職場理解を深めていくことも重要となるとみられる。

男性育休“取得後の職場の雰囲気”では、育休明けの現実として、4割の男性が職場復帰時に気まずさを感じていることがわかった。

育休を取得した男性で、取得後に職場で気まずいと感じた男性は41.5%で、取得率・日数とも進展をみせるが、男性が気兼ねなく育休を取得できる環境とはいい難い。育休取得後、気まずさを感じないためにあったら良いと思う制度について聞くと、最も多い回答は「人員の補充」(24.7%)だった。また、育休を取得していない男性も、あったら良いと思う制度で「人員の補充」(25.5%)を最も望んでおり、男性が育休を取得しやすくなる環境のためには、”人手不足”の解消がキーポイントであることがわかった。

[対象者の属性]
調査対象:0歳から6歳までの子どもがいる既婚男女
調査エリア:全国
調査期間:9月4日(水)~9月5日(木)
調査方法:インターネット調査
有効回答者数:1100人

明治安田生命=https://www.meijiyasuda.co.jp


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