メットライフ生命と日本財団など、岡山県倉敷市に高齢者ホスピス「メットライフ財団支援 ito こじま」をオープン

メットライフ生命と日本財団が支援する、高齢者ホスピス「メットライフ財団支援 ito こじま、(以下、ito こじま)」が、岡山県倉敷市にオープンした。

「ito こじま」は、「メットライフ財団×日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」(メットライフ財団から日本財団への約4億円の寄付によって、2021年9月に開始。高齢者・子どものための施設計12ヵ所を開設予定。これまでに高齢者向け8施設、子ども向け2施設が開所している)によって設置された高齢者施設の第9号となる。高齢化が進む日本において、来年には団塊の世代が75歳以上となるなど、医療、介護ニーズがますます増大することが見込まれている(厚生労働省ホームページから)。政府は、社会保障の財源・担い手の確保に加え、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられる体制の構築を目指しており(日本財団が2020年11月に行った「人生の最期の迎え方に関する全国意識調査」によると、日本では約8割の人が病院で亡くなる一方、約6割が人生の最期を迎えたい場所として自宅を望むという結果が出ている)、同プログラムがその実現の一助となることを願っている。

また、メットライフ生命は、日本財団が展開する全国の高齢者および子ども向け施設における、社員のボランティア活動を通じて、豊かな地域社会づくりに貢献していく。超高齢社会と子どもの課題に取り組むことで、誰一人取り残さない持続可能な社会の構築を目指す考え。

「メットライフ財団支援 itoこじま」は、がん、ALS、パーキンソン病など、日常生活を難しくするあらゆる疾病を抱えた人々を入居者として受け入れ、終末期であっても自宅のように過ごすことができ、また家族がいつでも自由に出入りできるという。各種ケアサービスを提供する社会福祉法人が運営しており、同施設と密に連携した訪問介護・訪問看護・医療法人の定期巡回・デイサービスなどを追加で利用することができる。1階の大型の交流スペースを活用した集まりや、夏祭りなどのイベントの開催を通して、入居者同士が交流し、地域の人々とも関わりを持つ機会を用意する。看取り期のケアを広げていくため、将来的には地域の多職種を招き、本施設における看取り期の事例検討会を行い、医療過疎地においてハード面(医療介護)、ソフト面(精神的つながり)の両方でサポートできるモデルを提示する。

[施設概要]
施設名称:メットライフ財団支援 itoこじま
運営母体:社会福祉法人 王慈福祉会
所在地:岡山県倉敷市児島駅前4-56

メットライフ生命=https://www.metlife.co.jp
日本財団=https://www.nippon-foundation.or.jp


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