明治、乳幼児ママ・プレママの備蓄・防災に関するアンケート調査2024、災害対策への意識は高まる傾向に

明治は、日本全国の乳幼児ママ・プレママ(第一子妊娠中、または末子年齢が2歳未満)464人を対象として、備蓄・防災意識に関するアンケート調査を実施した。このアンケート調査は2019年以降、4回目となる。

調査の結果、全体の94.6%が「災害報道を見聞きして、災害への準備・対策を行いたい」と回答した。また、大規模災害を想定した準備・対策を「十分できている」「それなりにできている」と回答した人は2023年に比べて12.5ポイント増加した。

南海トラフ地震臨時情報対象地域と非対象地域での意識の違いを比較したところ、非対象地域であっても「災害報道を見聞きして、災害への準備・対策を行いたい」という備えへの意向は高く、93.9%だった。備蓄意識の具体的なアクションについても、対象エリアに関係なく、「災害対策グッズについての情報を集め、関心を持つようになった」「備蓄する品目を増やした」「災害に関するニュースによって、注目するようになった」などの回答が上位となった。

フェーズフリー(「フェーズフリー」とは、「日常時」と「非常時」というフェーズ(社会の状態)をフリーにして、私たちの生活や命を守ってくれるモノ・サービスを、広く日常から普及させることによって、誰もが安心して豊かに暮らせる社会を作ることを目指していく概念)について、「聞いたことがあり、意味も理解している」人は3.7%にとどまるものの、内容を理解したあと、「フェーズフリー認証商品(フェーズフリー協会が、商品やサービスの日常時および非常時の価値を審査し、審査の結果、確かにフェーズフリー性があると認められた商品に「PF認証マーク」の使用が認められる)を購入したい」と回答した人は73%だった。

0~2歳未満の子どもがいるご家庭のうち、液体ミルクを保管・備蓄している人は52.1%にのぼった。そのうち、「日常で使用しながら備蓄している」人は、2020年と比べて17.2ポイント増加した。

[調査概要]
調査時期:10月29日~10月31日
調査手法:インターネットアンケート調査
調査対象者条件:以下の2つを満たすこと(1)20代から40代の女性(2)日本全国在住の第一子妊娠中、または末子年齢が2歳未満 有効回答数:「第一子妊娠中の女性」155名、「末子年齢が0歳以上2歳未満の女性」309名の計464名

明治=https://www.meiji.co.jp


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