話題の食材「マイクログリーン」とは? 自分で育てて豊富な栄養素を安全に摂取

みなさんは、最近話題の「マイクログリーン」という食材をご存知でしょうか。あまり聞き馴染みのない人も多いと思いますが、実は全く新しいものではなく、成長の初期段階で収穫される、野菜の若芽のことを指すとのこと。これは、1種類の野菜のことではなく、様々な野菜の若芽の総称を指し、別名“マイクロリーフ”とも呼ばれます。米国の農務省から発表された定義によると、「マイクログリーンはスプラウトよりも長く、ベビーリーフよりも短い期間栽培したもので、水耕栽培ではなく土で育てるもの」とされています。

マイクログリーンは、自宅で栽培することが可能で、種まきをしてから1~3週間ほどで収穫でき、新鮮な状態で摂取することができるそうです。日本で販売されている代表的なものとしては、カイワレ大根やブロッコリー、ケール、バジル、赤キャベツなどが挙げられます。どんな料理にも合わせることができ、サラダやサンドイッチなど、料理の付け合わせや飾り付けにも使用できることから、取り入れやすい食材となっています。

マイクログリーンの特徴は、通常の成熟した野菜に比べてビタミンC、K、E、ルテイン、カロテノイドが5倍以上も含まれていることです。さらに、カルシウムやマグネシウム、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれています。栄養価が高く、心臓病や糖尿病、アルツハイマー型認知症を予防する効果が期待されています。

一方、収穫後は鮮度を保てる時間が短く、市場での取引が難しいため、あまり多くの種類は販売されていません。そのため、いろいろな種類のマイクログリーンを取り入れたい人は、種子を購入し自家栽培することをオススメします。その際は、完全無農薬栽培となり、食の安全性を気にしている人でも安心して摂取できます。

このように、マイクログリーンは、成熟した野菜よりも栄養価が高く、様々な料理に使用できるため、日常の食事に手軽に取り入れることができます。自分で楽しみながら育て、新鮮な状態で摂取し、野菜不足の解消、疾患予防につなげていきましょう。(監修:健康管理士一般指導員)


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