脳を喜ばせることが活性化につながる? 指先の動き・音読・ランニングなどで脳を刺激

脳を活性化させる方法にはいろいろありますが、その一つとして脳が喜ぶことをするよいといわれています。まず、日常的に簡単にできるのが、指先を動かすことです。指先を動かしているときの脳を調べてみると、運動野、運動前野が働いています。特に、塗り絵をしているときには、脳全体がバランスよく活性化することがわかっています。大人や高齢者向けの塗り絵も発売されているので、毎日30分程度楽しむのがおすすめです。他にも、編み物や料理など、単純な動きから多様な動き、高度な動きなどいろいろな動きをすることで脳の活性化は顕著になります。

次に音読です。読書には、声を出さずに文字を読む黙読と、声を出して読む音読がありますが、音読の方が脳の広範囲の領域が活性化することがわかっています。音読の場合、視覚で文字を脳にインプットし、声を出して言葉をアウトプットし、自分で発した言葉を聴覚を使って聞いていることになります。これは一度に3つのことを同時に行っているということであり、脳の多くの部分を働かせていることになります。

そして、ランニングをすることも、脳にとって非常に良い働きをすることがわかっているそうです。2002年に米国の神経科学会で「ランニングと脳」という研究が発表されました。走ると、海馬だけでなく、前頭前野の前頭極という部分の働きが良くなるという内容です。前頭極は、人間だけが発達している部分で、物を考えて作ったり、いくつかの問題や命題を同時進行で考えたりするような能力を司っています。

また、走ることで、脳内にタンパク質の一種である「BDNF」という物質が増えてくることもわかっています。「BDNF」にはストレスホルモンの分泌を引き起こす物質を抑制する作用があることから、脳内で抗うつ効果をもたらすとされています。つまり、走ることでストレスやうつ症状などの影響から脳を守ることができるのです。ランニングは苦手という人は、歩くことから始めてもよいので、長く続けることが大切です。(監修:健康管理士一般指導員)


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