マスク着用時のメイクを快適にしてくれる製品とは！？

3月13日からマスク着用が緩和され、屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねられることになり、1ヵ月が経過した。また、5月8日から新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」へ緩和されるだけに、ノーマスク生活へと移行する人は増えていくものとみられる。ナリス化粧品が行ったマスク着脱とメイクに関する意識調査（マスクの着脱が個人の判断に委ねられた3月13日から約1ヵ月後の4月18日～24日にかけて、全国の15歳から64歳の女性，142名に対し、インターネットで実施）では、マスク着用頻度は、「変わらない」が7割超となり、50代以上は8割超が「変わらない」と回答した。今後のマスク着用頻度について、「外したい」は約5割、「ずっとつけていたい」は約3割となった。マスクをつける日のメイクは、「普段と同じ」が約4割で、「メイクは控えめ」が約2割、「メイクはしない」が約1割となった。そして、マスクをつける日に口紅を使用するのは、4割弱で、「すっぴんよりもメイクをしている顔が好き」は5割超に達した。しかし、メイクをしていても、「人には見せたり、見られたくない」は約半数もいた。

マスクの着用が個人の判断であるように、メイクをするかしないかも当然個人の判断といえる。今回の調査では、すっぴんよりもメイクをした顔の方が好きと答えた女性が年齢を問わず半数を超えていたという。その一方で、メイクをした顔を見せたくない・見られたくないと思う人が半数近くも存在した。今回の調査から、マスク着用の有無に関わらず、人に見せる見せないに関わらず、メイクそのものが自身の気持ちを整えたり、癒したり、その人らしくいるための行為であるのではないかということが想像でき、メイクに関する意識はより複雑であることを再認識させられるものだった。マスク着用に慣れた3年間で一般の女性のメイク離れがより一層進んでいる。すべての人が完全にマスクを外すことは訪れないことが予想できるため、マスクをつけていても外していても、メイクをしていてもしていなくても、自分らしくあることや、自分を好きであることをサポートしてくれる製品が注目を集めるものと推察される。

では、マスク着用時のメイクを快適にしてくれる製品はどんなメイクアイテムなのだろうか？

ウィルミナが展開し、生協で長年愛されているブランド「ベルシーオ」では、マスク解禁後のニーズに応える各アイテムを販売しているとのこと。「ベルシーオ ブライトキープルージュ」（全2色）は、リップライナーと口紅が一体型なので、唇の輪郭も内側も美しくふちどりでき、明るい印象に導いてくれる。美容液成分85％を配合（精製水含む）。うるおいたっぷりなのだとか。光の効果でくすみを飛ばすライトアップパウダー配合で、ひと塗りで顔色を明るく見せてくれる。高密着オイル配合で落ちにくく、色が長持ちする、飲んでも食べても落ちないティントタイプとなっている。

健やかで美しい皮膚を保つためのスキンケアライフスタイルを提案する敏感肌ブランド「OSAJI（オサジ）」を展開する日東電化工業は、メイクも外出も存分に楽しみたい季節に向け、マスクで隠れていた部分“マスクライン”の肌悩みに寄り添って開発された保湿ケアクリーム「マスクライン クリーム」（3300円：税込）を4月28日から発売した（4月21日から公式オンラインショップで先行発売）。同品は、うるおいを抱えキープするヒアルロン酸クロスポリマーNaを配合。乾燥ダメージによって水分バランスが崩れ、乾燥しやすくなっている肌を、ふっくらとキメの整った肌へ導く。また、肌荒れのスイッチとなる乾燥を抑えるグリチルリチン酸2Kと、すこやかな肌状態を保つアラントイン配合で、刺激から肌を守る。マスク着脱による摩擦や乾燥がバリア機能の乱れを引き起こし、ざらつきの原因にもなる。マンダリンオレンジ果皮エキスがうるおいをもたらし、なめらかで透明感のある肌へと導く。しっとりと濃厚な質感でありながら、なじませると肌にピタっとフィット。朝のメイク前にもストレスなく使用できるよう、ベースメイクとの相性も考慮されたテクスチャとなっている。

ナリス化粧品は、同社最高級スキンケアブランド「セルグレース」の1月21日のリニューアルに続き、ベースメイクアイテムも刷新した。スキンケアとベースメイクの総合ブランドとしてラインアップを充実化させ、「セルグレース ルースパウダー」（1万1000円：税込）など、4種18品を3月21日から訪問販売および全国のナリス化粧品店舗と通販で発売している。「セルグレース ルースパウダー」は、微粒子粉体を用いて、保湿成分の入った水溶性成分の中に油分を閉じ込めて乳液を作り、別の微粒子粉体で覆って、カプセル化する同社独自の技術を用いている。いわば、潤いを閉じ込めたオリジナルのドライカプセルとのこと。この微粒子ミルク内包パウダーが弾けることで、「肌の上はサラサラなのに、潤いが続く」という相反する感覚を実現した。肌そのものが美しく発光しているかのような透明感のあるソフトフォーカス機能に優れたスキンケアするルースパウダーとなっている。ネットシフタータイプの容器でパフへの粉含みが良く、ふんわりした状態のパウダーが肌を包み込むようなヴェールを作る。使っていくことでもパウダーが固まることなく、ふんわり感が続く。パフ使用でもブラシ使用でも使用可能とのこと。空気を含んだパウダーは、つけた瞬間に気持ちよく、時間が経ってもサラサラすべすべな状態が続くため、ベースメイクの仕上げをワンランク上質に演出する。そろそろ、マスクの常時着用から解放される気配があるが、その時に気になるのはやはりメイクの見え方。テカっていたり、崩れたり、よれたり、蒸れたりとメイクの悩みはつきない。マスクをつけたり、外したりが求められるシチュエーションも増えることが想定できる。「セルグレース ルースパウダー」は、乾燥だけでなく、べたつきなども気になる肌をサラサラに導くとのこと。自信のある表情を纏うことができるという。