- マイライフストーリー2023/05/25 21:45
擦り過ぎによるよる肌荒れや乾燥を防いだり、手の届きにくい箇所も洗えるボディウォッシュを紹介
キビソとは、蚕の繭が外敵や環境の変化から守る重要な役割を担った最も外側の糸のことを指し、通常生糸を製造する精練(せいれん)という工程で剥がされ、処分されてしまうとのこと。海外でも、生糸を大量に製造してはいるが、加工に工数がかかるキビソを使って製品を作るよりも、キビソは処分してシルクの製品を作る方がビジネスとして合理的なため、日本国内だけでなく世界からキビソ自体がなくなってしまいつつあるという。しかし、近年様々な研究を通じ、キビソには絹たんぱく質である「セリシン」が多く含まれ人肌にとても良いことが明らかになっているのだとか。
「セリシン」は、繭に含まれる水溶性のシルク成分(タンパク質)で、保湿に優れているとのこと。「セリシン」は人の肌の天然保湿因子(NMF)とよく似た作りをしているため、肌との親和性がとても高く、肌に負担を与えることなく自然に馴染み、保湿を助けてくれるのだという。セリシンの活性酸素の働きを抑える能力はビタミンCと同じレベルであり、シワやシミなどの皮膚の老化を防ぐ作用があるとされている。日焼け、皮膚に対する様々な刺激、老化によるメラニン色素の生合成に関する「チロシナーゼ」を阻害することによって、シミ・ソバカスを防ぐ効果があるとされている。また、セリシンには紫外線を吸収し、肌への紫外線の影響を防ぐことができると研究によって明らかになっている。
渡文は、from TRと、国産キビソを使用したボディタオル「キビソ肌友だち輪奈」の共同開発を開始した。渡文は、西陣織を通じて100年以上シルクに携わってきたという。この伝統を残し後世に受け継いでいくために、まずはシルクをもっと身近な存在にしたいと考えているとのこと。その取り組みの第1弾として、「国産キビソを活用したボディタオル輪奈」を作成した。ボディタオル1枚に対し繭を2000個以上も使用し、また、洗い心地にもこだわり編み方の研究も日々続けているという。こだわり抜いた編み地による泡立ちや洗う心地、絹タンパク「セリシン」のしっとりした洗い上がりをたくさんの人に体験してもらいたい考え。
filtangoは、最高級品質の絹の糸を使用した「濃いシルクのボディウォッシュ」を、伝統工芸とクラフトの展示会「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2023」に出展した。濃いシルクのボディウォッシュは、日本最大の絹織物の産地である、京都丹後の創業100年の工場で作られた絹の糸を使用し、地元の高齢者の人々がひとつずつ手で大切に編んでいる。絹の繊維が肌の細かい部分に行き届き、シルクの成分“セリシン”の力で優しくしっかり洗い上げる。繭から引き出した極細のシルクの糸が150本あまり束ねられているから、絹の繊維が肌の細かい部分に行き届き、シルクの力で優しくしっかり角質が取れてキレイになるとのこと。お風呂時間に、毎日の手洗いに、スッキリ感がやみつきになるという。
poCoaは、水だけで洗える、新感覚ボディウォッシュタオルを販売している。農薬を一度も使っていない自然由来の綿花を、そのまま生地にした。100倍以上の時間をかけてつくる優しいコットンは、シンプルだからこそ老若男女問わず、多くの人に使ってもらいたいとのこと。年齢とともに気になるカサつきや体臭も、実は洗いすぎによる乾燥がよくある要因なのだとか。このボディウォッシュはふわふわの綿毛繊維で、優しく水だけで洗うと、界面活性剤の刺激もなく、乾燥予防につながるという。とにかくシンプルに、年齢も性別も問わず使えるサイズ形状で展開しているとのこと。男性もゆったり背中を洗える、ロングタイプになっている。
生活雑貨メーカーのマーナは、ボディウォッシュ用品「背中も洗えるシャボンボール アッシュ」(528円:税込)を発売した。「背中も洗えるシャボンボール」は、両端のひもを引っ張るとネット部分が伸縮する構造で、届きにくい背中もすみずみ洗える。何層にも重なったネットが空気を含んで、少量のボディソープでもたっぷり泡立つ点も特長とのこと。2009年の発売以降、好評を得ているという。今回の「背中も洗えるシャボンボール アッシュ」は、目の細かい「やわらかネット」を2重にすることで、肌あたりがやさしく、濃密な泡立ちを実現した。一日の疲れを癒す浴室での馴染みやすさにこだわり、落ち着きのある「くすみカラー」を採用。モスグリーン・インディゴブルー・プラムピンクの3色から選べる。