室内干しでの様々なトラブルや悩みを解消するアイテムとは？！

初夏になり気温もぐっと上がってきて、洗濯物が短時間で乾く日が増えてきた。今後夏になるとますますカラッと乾きやすくなるが、その前にジメジメとした梅雨がやってくる。梅雨時期は洗濯物は乾きにくく憂鬱だという人も多いのでは。そこでアンビシャスは、洗濯に関する実態調査を行ったとのこと。

はじめに、洗濯物を自宅のどこに干しているかを尋ねた。関東に住む人で突出して多かった洗濯物の干し場所は「ベランダ・バルコニー（71.7％）」となった。「庭（2.2％）」と合わせて関東での外干し率は73.9％だった。全国での結果も「ベランダ・バルコニー」が61.8％でトップで、「庭（5.5％）」と合わせて全国での外干し率は67.3％だった。なお、都市部が多い関東に比べて全国の方が庭のある割合が多いことも庭に干す割合に影響しているようだ。関東での室内干し率は26.1％で、全国では32.7％だった。全国的に室内干し率は3割前後といえそうだ。

場所を詳しく見ると、関東・全国で室内干し場所の傾向の違いがわかってくる。関東では「寝室・個別の部屋（関東8.7％・全国9.3％）」が室内での干し場所のトップだったが、全国では「リビング（関東6.5％・全国11.8％）」がトップだった。これは、関東においてリビングが他地域より狭くなりがちな傾向にあり、洗濯物を干していると狭くて過ごしにくくなることが大きく影響しているようだ。その分関東では「浴室（浴室乾燥機あり）（関東7.2％・全国5.0％）」に干している人が全国よりやや多い傾向にあった。洗濯物を干す場所に悩みがあるかを尋ねた。関東に住む人の回答では洗濯物を干す場所に悩みがあると答えた人は6割強（63.0％）だった。全国でも靴の収納に悩みがある人は69.0％で、全国的に6割以上の人が洗濯物の干し場所について悩んでいることがわかった。日々続いていく洗濯において干し場所に悩みを感じ続けているとなると、大きなストレスになっている場合もあるのではないだろうか。具体的な悩みについて、関東に住む人で最も多かった悩みは「物干しスペースが狭い（42.5％）」だった。全国でもこの悩みが1位だったが、割合は関東に比べて低い37.0％だった.また、関連して「雨の日に干す場所がない（関東23.0％・全国20.7％）」という悩みも関東のほうが多く、関東は全国に比べて物干しのスペースを十分に取りづらい傾向にあることがわかった。さらに「室内干しで部屋が狭く感じる（関東6.9％・全国8.3％）」という悩みでは関東のほうが若干少ない結果となった。3番目に多かった悩みは「室内干しの生乾き・湿気・臭い（関東12.6％・全国16.7％）」だった。梅雨時期等の雨が多い季節は特に気になる悩みで、服の仕上がりだけでなく、室内で生活する上でも気になるもの。この悩みも、解消するには十分なスペースを使って隙間を開けて干すことが大前提になる。また、洗濯物をすっきり乾かそうとすると「浴室乾燥機の電気代（関東3.4％・全国3.6％）」が気になるという声もあった。特に梅雨時期には除湿等エアコンをかけることも増え始め、さらに浴室乾燥機を頻繁に長時間かけることになり電気代が一気に増える。今年は特に、昨今の電気代の上昇が悩みに追い打ちをかけそうだ。

では、梅雨の部屋干しを快適にする商品はないのだろうか。

ニトリは、4月中旬から店舗およびニトリネットにて販売を開始した、フル充電で最長約18時間連続使用可能で、家中どこでも置ける「コードレス DC自動首振りサーキュレーター（12畳用 NT）」（7990円）を提案している。ジメジメする梅雨時期の換気や室内干しで特に活躍する、サーキュレーター。自宅の色々な場所で使いたいけれど、電源が取れず不便だと感じたことがあるのでは。浴室や玄関、クローゼットの中など、部屋の中で電源が取りづらい場所は意外と多く、使用をあきらめている人も少なくない。今回ニトリは、「長時間使用でき、好きなところに置いて、楽に換気や室内干しができる商品を使ってもらいたい」という想いから、USBコードレス首振りサーキュレーターを発売した。コードレスタイプなのに、「連続使用可能時間が長い」ことが最大の特徴となっている。節電効果の高いDCモーターと、5000mAhの大容量充電バッテリーを使用しているので、最長で約18時間連続使用可能（弱風時・首振り無しの場合）とのこと。頻繁に充電をする必要がないという。また、モーターの特性上、音も静かなので、夜間の運転音も気にならない。USB充電式なので電源やコードを気にせず使えて、換気・室内干しで使いたい場所に置くだけ。コード部分がなく本体は約1kgと軽量なので、掃除の邪魔にならないという。風向きは左右約120度の自動首振りと上下90度で手動調節可能。好みの角度に調整できるので室内干しの高さ・幅にしっかりと合わせることができ、衣類乾燥がはかどる。長時間使用できて家中どこでも使用できる、USBコードレス首振りサーキュレーターで、梅雨も夏も、もっと快適に過ごしてみては。

総合雑貨メーカーのハックは、5月から花粉の時期や梅雨の時期にぴったりな「室内用物干しロープ」（1980円：税込）を新発売した。使いたい時だけワイヤーロープを引っ張って反対側の固定具にセット。部屋干しスペースがあっという間に完成する。「室内用物干しロープ」は、部屋干しのスペース不足問題が解決するアイテムだとか。本体を設置して、使いたい時だけワイヤーロープを引っ張って反対側の固定具にセットするだけで、部屋干しスペースが完成する。花粉の時期や梅雨の時期にぴったりだとか。取り付け方法に合わせてネジや接着剤がついているのも嬉しい。梅雨でナーバスになりがちな季節を便利な商品で日常生活を豊かにしよう。

日用品・雑貨メーカーのシービージャパンは、「The hangers」シリーズを5月に発売した。ハンガーを販売すること10数年、スタンダードな角ハンガーから部屋干し専用ハンガーなど、これまで多様な形状のハンガーを販売してきた。その中で寄せられてきた消費者の声を元に作られた、いわば集大成とも呼べるハンガーたちが今回紹介する「The hangers」シリーズとのこと。その中でも一人暮らし用にぴったりな24Pハンガーは、一人分の下着や靴下を干すのにちょうどいいサイズの24P（1100円：税込）となっている。ドアなどに引っ掛けられる部屋干しフックが付いているので、日中外出が多い人にもぴったりだとか。フレームの上部に付いたフックを引き出して、ドアに掛けることが出来るとのこと。フックの引き出し加減で角度を調節出来るので、洗濯物が壁に付かないように干せる。バランスのとれた使いやすさで人気の44P（1760円：税込）は、部屋干し・外干し両方対応なので、1つ持っておいて間違いないアイテムだという。ピンチ同士が絡まりやすい原因の一つとして、ピンチがフレームの上まで回って他のピンチと絡まってしまうことがある。とても小さなことではあるのだが、ピンチの取り付け部分に突起を付けることによってその動きを制限し、ピンチを絡まりにくくしている。

ダニ対策ブランド「さよならダニー」を展開するイースマイルは、新ブランド「さよならシリーズ」の第二弾商品「さよなら生ガワッキー」（1078円：税込）を5月19日に発売した。新ブランド「さよならシリーズ」は、家族にやさしい、殺虫成分不使用のダニ対策シリーズ「さよならダニー」の日用品ブランドとして2021年に誕生。人と環境へのやさしさと実感力を追求した商品で、日常生活で「さよなら」したい様々な悩み解消を提案し、EC公式サイトで販売中だ。生乾き臭撃退シート「さよなら生ガワッキー」は、バイオのヌメリ取り「さよならヌメリー」に続く、店頭販売第二弾商品となる。生活様式の変化によって洗濯頻度が増え、部屋干しの悩みを持つ人が増えている。特に、洗濯しても消えない衣類のニオイは、部屋干し派の悩み第一位（同社調べ）とのこと。生乾き臭、部屋干し臭、カビ臭。これらは、汚れた衣類や洗濯槽に潜む「菌」が洗濯で落ちずに残り、乾きにくい部屋干し中や、汗をかいた時に増殖し、後からイヤなニオイとして発生するものだとか。一般的なニオイ対策には、漂白剤や抗菌・除菌剤の使用、発生後の対策には煮沸消毒、アイロンがけなどがある。しかし、予防効果のみであったり、除菌成分の合成界面活性剤によって、デリケートな人や環境に配慮している人には使いづらい、発生後の対処には手間がかかるなどのデメリットがあった。また、除菌洗剤の場合は、種類が限定されることによるコスパの悪さ、好きな香りを選べないという不満もみられる。「さよなら生ガワッキー」は、そんなニオイ対策の不満を解消し、簡単に衣類の消臭ができる洗たく補助剤となっている。「さよなら生ガワッキー」は、ニオイの原因菌が今までの除菌成分では除去できないバリアで覆われていることを突き止め、そのバリアを透過する除菌成分を配合した。洗濯物と一緒に入れるだけで、除菌・抗菌効果の高いヨウ素と抗菌セラボールが、衣類の除菌、消臭、抗菌に効果を発揮する（すべての菌を除菌するわけではない）。さらに、洗濯槽も除菌するため、衣類ヘの菌移りを防ぎ、洗濯槽のキレイも保つ。自然由来の成分で人と環境、洗濯物にやさしいため、赤ちゃんのいる家庭でも安心して使用できる。スポーツ、介護などのニオイ対策をしたい人にもおすすめとなっている。