- マイライフストーリー2023/10/05 18:55
タオルの買い替え頻度は1年が最多
半世紀にわたり、綿花の輸入から紡績、染色整理加工まで一貫して生産する紡績メーカーKBツヅキは、9月15日から、柔らかさや吸水性に加え、200回以上(洗濯回数200回の目安…1枚のタオルを週2回使用した場合約2年、週4回使用した場合約1年)洗っても抗菌機能が持続するタオル「MAMORUNE(マモルネ)」を公式サイトTSUZUKI COTTON LABOで、本格発売している。
今回、菌やウイルスが気になり始める秋冬に向け、全国の20代~40代の子どもがいる女性500人を対象に、「タオルに関する実態調査」を行った。その結果、約8割の人がタオルの雑菌やウイルスが気になると回答した。また、タオルの買い替え頻度は1年が最多で、一方10人に1人は3年以上使用していることがわかった。
タオルの寿命を決める3大要素は「見た目」「手触り」「におい」で、タオルのにおい対策の1位は「柔軟剤」、2位は「天日干し」、3位は「酸素系漂白剤」の順になった。そして、8割以上の人が何らかのにおい対策を行っており、過半数の人がタオルの部屋干しをしていることも明らかとなった(調査対象:全国の20代~40代の子どもがいる女性500名(有効回答数)、調査期間:9月6日、調査方法:インターネットアンケート)。
タオルの菌の増殖要因には、皮脂(汚れ)、水分、温度、pHなどがあるとのこと。菌にはそれぞれ適した生育条件があるが、その中で最適な条件が揃ってしまうと菌もより増殖しやすくなる。例えば、湿度が高い環境であったり、濡れたままで放置される、何日も同じタオルを使用するなど。
臭い(悪臭)の原因のひとつに細菌の増殖がある。人の肌や粘膜などにはたくさんの菌が存在しており、その中の一部の菌がタオルに残った水分や皮脂などを栄養にして増殖する。タオルの生乾き臭は、「モネクセラ菌」という菌の糞が主な原因だが、タオルが乾くまでの時間が長いほど菌が増殖しやすいため、湿度の高い時季やこもりやすい場所(部屋干し)で乾燥をする際は注意が必要となる。
こういった菌の増殖を防ぐためには、家庭では、洗濯乾燥機の使用(コインランドリーの高温乾燥機だとベター)、熱湯に浸す(ただし、お湯から取り出したら、すぐに洗濯、乾燥)、漂白剤を使用、抗菌タオルを使用--のような対策を行うことによって、菌の増殖に起因した臭いの発生を予防することが出来る。
タオルの寿命は、素材や洗い方によっても異なってくるが、交換時期の目安があるとのこと。タオル自体が薄くなってきた。タオルのパイルがゴワゴワと硬くなってきた。色褪せたり変色してきた。洗っても臭いが残るようになってきた。パイルの引きつれがいろいろな箇所で発生したり、ヘムがほつれてきた。
これらがタオルの交換時期のサインだとか。タオルが硬くなれば、拭いた際に肌へのダメージの原因となるし、臭いが残る場合には菌や菌の排泄物が蓄積している可能性が高く衛生的にあまりいいとはいえない。このようなサインがみえたら、新しいタオルに交換して、気持ちも新たに爽快な気分で日々を過ごしてほしい。