- マイライフストーリー2023/10/16 21:02
今年のハロウィンはどう過ごす?「家でお祝い」は定番に、親子での屋外イベントへの関心も高まる
国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディは、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研」において、今年のハロウィンの予定とそれにかける予算、ハロウィンをどう思うかなどについてユーザーアンケートをもとに調査・分析を行った(調査方法/インターネットアンケート、調査地域/全国、調査対象/いこーよおよびいこーよアプリを利用したユーザー、調査期間/10月2日~10月12日、サンプル数/305サンプル)。
まず、今年のハロウィンは何をする予定か、何をやりたいかをユーザーアンケートで聞いた。「家に飾り付けをする」「料理やお菓子を買う・作る」という回答がそれぞれ約半数と、多くの人が家でハロウィンを楽しんでいることがわかる。
続いて、「仮装して出かける」「お菓子ラリーに参加する」という回答もそれぞれ20%以上見られ、屋外でハロウィンを楽しもうとする家族も少なくないようだ。一方で、「何もしない」という人は16%と少数だった。日本の家庭で、ハロウィンという行事が定番となってきていることがうかがえる。
では、2019年から昨年までの調査結果と比較して見てみよう。「家に飾り付けをする」「料理やお菓子を買う・作る」という声は年々増加しており、特に、2020年以降大きく増えていることがわかる。コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、「おうち時間をいかに楽しむか」を考えた人も多いことだろう。そんな時期に自宅でハロウィンを楽しんだという人は多く、それが徐々に定着してきたのではないかと推測される。
また、「お菓子ラリーに参加する」「仮装して出かける」という回答は、昨年に比べ今年はさらに増えていた。秋のお出かけ先調査レポートで「今年は人が多く集まるイベントに行きたい」という声も見られたように、コロナ禍が終わり、人混みを気にせずに屋外でハロウィンを楽しみたいという人が増えている。
ハロウィンにかける予算はどの程度か尋ねた。最も多かったのは「1円~3000円」で41%、つぎに「3001円~5000円」で25%となった。5000円以内を予算としている家庭が大半だった。家で飾り付けや料理を楽しむという声が多かったことからも、5000円以内で楽しもうと思う家庭が多いようだ。
お出かけ施設でのハロウィンイベントへの興味は高く、嬉しいことは「お菓子やプレゼントなどの配布」。つぎに、おでかけ施設でハロウィンイベントを開催している場合、行きたいと思うかを尋ねてみた。「積極的に行きたい」が39%、「気が向いたら行きたい」が51%で、多くの人がハロウィンイベントに興味を持っていることがわかる。
おでかけ施設に求めるもの、あれば嬉しいものを聞いたところ、「お菓子やプレゼントなどの配布」という声が77%で、とても多く寄せられた。子どもが喜ぶアイテムが嬉しいと感じる人が非常に多く見られる。つぎに「ハロウィン割引・クーポン」が51%、「オーナメントなどの装飾」が48%と続いている。割引やクーポンなどの実利的なことだけでなく、装飾などのちょっとした工夫でも嬉しいと感じる人が多くいた。確かに、子どもとのおでかけの際、季節を感じられるデコレーションなどがあると、写真を撮ったり話題にして盛り上がったり、家族のいい思い出になりそうだ。
最後に、ハロウィンはどんな行事だと思うか尋ねた。「街やお店などでハロウィンの飾りつけがされてワクワクする」「秋の季節を感じる」という人がとても多くいた。一方で、「何も感じない」「好きではない」と答えた人は約1割でとても少数だった。やはり、ハロウィンは多くの家族連れにとって、秋の季節行事として親しまれていることがわかった。
家でハロウィンならではの飾り付けや料理をつくるという家族はとても多く、ハロウィンを楽しむことは定番となってきている。また、昨年に比べて今年は、屋外でのハロウィンイベントへの参加意欲も高まっていた。ハロウィンにかける予算を聞いたところ、多くの家庭が5000円以内としており、家での飾り付けや料理を予算内で楽しもうと考える人が多いようだ。お出かけ施設でハロウィンイベントがある場合の興味を聞いてみると、9割以上の人が行きたいと回答した。「お菓子のプレゼント」や「装飾・フォトスポット」、「スタンプラリー」などは特に親子連れに喜ばれている。多くの家族の間で、身近に親しまれる秋の季節行事となったハロウィン。家の中でも、おでかけ先でも、ハロウィンを楽しみにしている人はとても多くいた。