- マイライフストーリー2023/10/26 21:14
ビジネスパーソンは不調を放置しがち?「働く世代の不調」を漢方視点で解説
漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品では、1年間を通して季節や流行に応じた漢方情報を発信している。10月は「働く世代の漢方活用」をテーマに、実態調査(調査対象:全国の20代~60代の男女200名(有効回答数)、調査期間:9月8日、調査方法:インターネットアンケート/クラシエ調べ(クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査))の結果やおすすめの漢方薬などについて紹介しよう。
厚生労働省が定める法定労働時間は原則1日に8時間と、実に1日の3分の1以上の時間を仕事が占めている。毎日働く中で、座りすぎや立ちっぱなし、1日中画面を見なければならない等、職場で体の不調を感じる人も多いのでは。そこで今回は、仕事や職場の中で感じる不調や、不調を感じた時の対処方法を探ることを目的に、20代から60代の働く世代の男女を対象とした実態調査を実施した。
まず、普段の労働状況における運動量を分類して調査したところ、「あまり体を動かさずに過ごすことが多い」(28.0%)、「どちらかといえば体を動かさないことが多い」(32.5%)、「屋内で体を動かすことが多い」(28.0%)、「屋外で体を動かすことが多い」(11.5%)の割合となった。
運動状況別に仕事や職場の中で感じる不調を尋ねたところ、全体では「肩こり」が最も多い回答となり、次いで「疲れやすさ」が上位となった。また、職場で体を動かす機会の少ない人は、「肩こり」に加え「眼精疲労」も上位にランクインしていることから、一定時間同じ体勢でいることや、PCやタブレットの長時間の使用といったデスクワークによる不調が多い様子がうかがえる。
一方、体を動かすことが多いと回答した人は、「疲れやすさ」に次いで、「腰痛」が上位となり、体への負担を感じていることがわかる。また、屋内では「むくみ」、屋外では「尿トラブル」がランクインしており、立っている時間が長い人や、業務中の移動が多い人ならではの不調を感じている様子もうかがえる。
続いて、仕事や職場の中で不調を感じたときの対処法を尋ねたところ、「市販薬で対処する」に次いで、「特に対処はしない」との回答が多い結果となった。前述の質問では、さまざまな不調を抱えていることがわかったが、その一方で症状を放置をしている人も多いことがわかる。
この結果は、“不調を感じた際に対処をするタイミング”でも同様の傾向にあり、最も回答の多い「症状が悪化したとき」にようやく不調への対処を始めていることがわかる。次いで「仕事が落ち着いたとき」が続いており、職場で不調を感じてもすぐには休めないなど、働く世代の多くが不調を抱えながら仕事をしている様子がうかがえる。
体の不調は、仕事のパフォーマンスの低下や重大の病気につながるため、症状が悪化する前に早期の対応が重要だ。漢方薬はさまざまな症状に対応しているため仕事の都合上なかなか病院に行けない人にもおすすめとなっている。また、漢方薬には眠くなる成分が含まれていないため、業務中の服用も安心とのこと。症状が悪化する前に、自身の体質に合う漢方薬を知り、試してみては。
「あすみて(asu-mite)」は、悩みの症状を検索し、2~3問程度の質問に答えるだけでおすすめの漢方薬がわかるセルフチェックサービス。体質や症状によっても最適な漢方薬は異なるため、自身にあった漢方薬を、WEB上で気軽に調べることができる。
「漢方セラピー」のバーコードをスキャンすることで、商品の特徴を動画で紹介する機能「クラシエの漢方 バーコードリーダー」や、近隣の「漢方セラピー」取り扱い店舗を調べることができる「取り扱い店舗検索」など便利な機能が満載となっている。
「からだかがみ」は、60秒で体質チェックができるWEBコンテンツ。漢方では体質を6つのタイプに分け、体質によってなりやすい症状や対処法が決まっている。8つの質問に答えて自分の体質を知ることが、症状の改善・体質改善につながる。
それでは、仕事や職場の中で感じる不調の予防法・対処法を紹介しよう。
肩こりや腰痛は、業務上の運動の有無にかかわらず、肩や腰に負担のかかる体勢や長時間同じ体勢でいることなど、さまざまな要因で発症する。仕事が一段落したタイミングや休憩中などにストレッチを行い、筋肉をほぐすことで、血行不良を防ごう。
ピントを調節する筋肉を使い続けると、筋肉に負担がかかることにより目の疲れが生じる。1時間に1回は、見ているものから目を離して目を休めるほか、作業中はまばたきを意識的に行い、目の表面を涙で保護しよう。
脚のむくみは、血液、リンパ液といった水分の循環が悪くなることが原因だとか。長時間同じ体勢でいることを防ぐために業務中に足首を回したり、足元をしっかりと防寒して筋肉の緊張を緩めよう。