- マイライフストーリー2023/11/27 21:13
実は男性のほうがお風呂好き?毎日入浴は男性43%、女性37%
「美人はお風呂が好き」「お風呂で美肌に」「お風呂美容でキレイに」--などといわれるくらい、入浴習慣は身体の内外の美容に欠かせないもの。そんなお風呂だが、男女で入浴習慣についての差があるのか、入浴剤への意識の違いはあるのか。お風呂に関わる企画・開発・販売(インターネット販売)などを行うバスリエは、入浴剤と入浴習慣に関するアンケート(調査期間:8月、調査主体:バスリエ、調査手法:インターネット、調査エリア:全国、調査対象:入浴剤に関心のある男女1000人、有効回答数:1000人)を行った。
全体的に大きな差ではないものの、週7入浴(毎日入浴)の割合は男性が4割越えで女性よりも高く、さらに週1未満の割合は男性14.32%、女性18.52%とわずかに女性のほうが上回った。女性のほうがお風呂好きなイメージが世間一般としてあるが、意外にも男性のほうがお風呂に入っているということがうかがえる。
入浴剤に関しては、こちらも大きく開きはないものの、男女で若干の違いが出た。お風呂に入る頻度は男性のほうが高いという結果だったが、入浴剤に関しては週7利用の割合は若干女性のほうが高くなっている。ただ、週1未満の割合を見てみると女性のほうが高くなっているため、使用頻度については男性・女性どちらもさほど変わらないといえるだろう。
使用頻度については男女ともに差がないと示されたが、毎回使用の割合で見てみると、女性のほうが8%とほど高い割合になった(この場合の毎回とは、週7入浴であれば週7回、週5入浴であれば週5回使用という意)。このことから、湯に浸かる頻度に対しての入浴剤使用率としては、男性に比べて女性のほうが高いといえそうだ。なお、入浴剤を入れないときの理由としては、男女ともにトップ3が同じ理由で、コスト面や残り湯使用・風呂釜への影響等、家計や家事に影響するものが上位に挙がっていた。
では、入れる理由としては男女別に違いがあるのだろうか。使う理由として注目したいのは、女性は“美容効果”を挙げる人が2割いたものの、男性では6%にとどまっているという点。また、香り・色を楽しむという点も、男性女性で15%もの差が出た。美容の観点でいうと、好きな入浴剤のタイプでも大きく差が出ていることがわかる。女性の好きな入浴剤のタイプとしては、スキンケア系を挙げている人が約半数いるのに対し、男性では2割弱で、3割もの差がついている。男性と女性では、お風呂美容に対する意識の差が大きいということが、これらの結果でわかった。
今回の調査では、意外にも女性に比べて男性のほうが入浴頻度が高いということがわかった。ただし、美容という観点からすると、圧倒的な差で女性のほうが意識してお風呂に入っているという結果になった。お風呂は手軽に毎日続けられる美容習慣のひとつ。これまでお風呂美容なんて気にしていなかった女性や、そもそも美容に関して特に何かを行ってきたわけではない男性も、スキンケアできる入浴剤等のアイテムもうまく取り入れながら、手軽な美容に挑戦してみては。