特定保健用食品購入者のうちトクホの効用を意識して選ぶ人は3割強

マイボイスコムは、7回目となる「特定保健用食品の利用」に関するインターネット調査を4月1日~7日に実施した(調査対象:MyVoiceのアンケートモニター、調査方法:インターネット調査、調査時期:4月1日~4月7日、回答者数:9351名)。

特定保健用食品の認知率は、「どのようなものかわかる」「名前を聞いたことはあるが、どのようなものかわからない」を合わせて約95%だった。「どのようなものかわかる」は45.7%で、2015年調査以降減少傾向となっている。

直近1年間に特定保健用食品を購入した人は4割強だった。購入した商品は(複数回答)、飲料では「お茶系飲料」が26.4%、「清涼飲料」「炭酸飲料」「乳酸菌入り飲料」が約7~8%となった。食品では「ヨーグルト、飲むヨーグルト」が8.9%となっている。

特定保健用食品購入者のうち、トクホの効用を意識して選ぶ人は32.9%だった。女性10・20代では「効用までは意識しないが、トクホを優先して選ぶ」が他の層より高く、「効用を意識して選ぶ」が低くなっている。

特定保健用食品の効用を意識して選ぶ人に、意識して購入したトクホの効用を聞いた(複数回答)。「コレステロールが高めの方に適する」「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」が各4割弱、「お腹の調子を整える、便通改善」「食後の血中中性脂肪が上昇しにくいまたは身体に脂肪がつきにくい」が各3割強となった。「血圧が高めの方に適する」は男性高年代層、「お腹の調子を整える、便通改善」は10~30代で高くなっている。

特定保健用食品購入者のうち、効用を感じた人は「効用を感じた」「やや効用を感じた」を合わせて1割強だった。男性10~30代や女性10・20代で比率が高くなっている。効用を感じない人(「効用を感じない」「あまり効用を感じない」の合計)は約47%だった。

特定保健用食品の購入意向者(「購入したい」「まあ購入したい」の合計)は約25%。直近1年間にトクホを購入した人では5割強、購入未経験者では約5%となっている。


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