埼玉県産の梨、野菜ソムリエも認めたおいしい旬の味覚

埼玉県産の梨が旬を迎える。県内では、「幸水」や「彩玉」、「豊水」など、シーズンを通してバラエティに富んだ梨の品種が栽培されている。日本野菜ソムリエ協会主催の「第2回全国梨選手権」（令和5年9月）では、埼玉県産の「豊水」が最高金賞を受賞したほか、埼玉ブランドの梨「彩玉」も入賞を果たすなど、埼玉県産の梨のおいしさが高い評価を受けた。埼玉県自慢の旬の味覚を、是非賞味してみてほしいという。

梨は、埼玉県の果樹産出額のうち、約半分を占める主力品目とのこと。県内では、8月初旬から中旬にかけて「幸水」の出荷が始まり、続いて埼玉県が開発したブランド梨「彩玉（さいぎょく）」（8月中旬から下旬）、「豊水」（8月中旬から9月上旬）、「あきづき」（9月上旬から下旬）、「新高（にいたか）」（9月下旬から10月中旬）などの出荷が続く。時期によって様々な味わいが楽しめる県産の梨を楽しんでほしいという。

「彩玉」は、県の研究機関において、「新高」と「豊水」を掛け合わせて育成された埼玉県生まれのオリジナル品種とのこと。栽培は県内のみに限定されており、まさに埼玉ブランドの梨だという。特徴は、酸味が少なく、糖度は平均13度以上と際立つ甘さとなっている。平均550gの大玉で、ボリューム感たっぷりだとか。みずみずしい果汁に、抜群のシャリ感となっている。