ティップネスがスタジオプログラム「健康エール」を用いて3ヵ月間にわたる検証研究を実施

関東・関西・東海地区を中心に総合フィットネスクラブおよび24時間トレーニングジムを展開するティップネスは、習慣的なフィットネス運動が心身に与える影響について、ティップネスのスタジオプログラム「健康エール」を用いて3ヵ月間にわたる検証研究を実施した。その結果、体脂肪率の減少、体力向上、健康観の改善といった効果がみられ、このほど第24回日本抗加齢医学会総会(5月31日~6月2日/熊本城ホール)において結果発表を行った。

体組成

記録的な猛暑となった今年の夏。9月に入りピークは越えたものの、気象庁の予報では、全国的に残暑が長引く見込みだという。猛暑はその暑さによる直接的なからだへのダメージに加え、人々が暑さを避けようと外出を控えて家にこもりがちになることで、心身にさまざまな悪影響をおよぼす。運動量の減少による筋力ダウンやスタミナの低下、汗をかかない生活によるむくみや循環器系疾患のリスク上昇、人とのコミュニケーション機会が減ることでのメンタルヘルス悪化への懸念など、とくに健康寿命を意識する中高齢者にとって、心身の活力低下に直結するこれらの影響は、軽視できない問題となっている。

血圧および血液・尿検査

このほどティップネスでは、“習慣的なフィットネス運動が及ぼす心身への効果”に関する検証を行った。先端予防メディカルセンターの医師監修のうえ週2回の運動プログラムへの参加を3ヵ月間続け、その前後で体組成や血圧、血液検査、尿検査などの値、体力、意識や行動の変化を測定するというもの。

体力測定

運動プログラムは、カラダ年齢の維持や若返りに必要な3つの要素(筋トレ・有酸素運動・ストレッチ)がすべて盛り込まれたティップネスのスタジオプログラム、「健康エール」を実践した。

アンケート結果(意識や行動)

その結果、継続的なプログラム参加で体脂肪率の減少、体力向上、健康観の改善、さらに医学的にも善玉HDLコレステロール上昇などといった効果がみられ、今年5月31日~6月2日に熊本で開催された第24回 日本抗加齢医学会総会においてその詳細を発表することができたという。

BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票)

この結果からも、習慣的なフィットネス運動は体力を向上させ、日常に活力を与えるということがあらためて立証された。ティップネスでは、猛暑と長引く残暑による悪影響を払拭するためにも、夏場に運動不足を実感した人々に向けて、「健康エール」をはじめとする取り組みやすい運動プログラムの提供と、フィットネスを習慣化するためのプランを今後も提案していくとしている。


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