ナリス化粧品がかかとの悩みやケアについて調査、最も多いかかとケアの方法はクリームだが満足していない人の方が多い

ナリス化粧品は、乾燥する冬場を前に特に気になるかかとのケアについて全国の20歳~64歳の女性1951名に、かかとの悩みやケアについて調査を行った。なおこの調査は、同社が10月11日に発売した医薬部外品のかかと美容液「足小路麗子/あしのこうじれいこ 薬用 フットケアジェル(販売名:薬用ジェル S4 a)」の発売を前に行ったもの(実施期間:2024年9月17日~2024年10月8日 調査方法:インターネットによる自社調査)。

全国の20歳~64歳の女性1951名に、自身のかかとに自信があるか否か聞いた。「とても自信がある」と答えた人と「まあまあ自信がある」と答えた人を「自信がある」人として、自信がある人は18.9%と2割にも満たず、「あまり自信がない」と「全く自信がない」と答えた人を合わせた自信がない人は、65.9%と約7割に迫ることがわかった。

これを5歳刻みの年齢別で見てみた。20代前半は、「とても自信がある」と「まあまあ自信がある」を合わせた自信がある人が多く41%と4割を超え、「あまり自信がない」と「全く自信がない」を合わせた自信がない人の37.7%を上回る。20代後半になると、途端に自信がある人に比べて自信がない人の方が増え、自信がある人が、22.6%に対し、自信がない人が56.2%と倍以上にもなる。その後、30代前半では、自信がある人19.5%に対して自信がない人66.4%と3倍以上となり、自信がない人の割合が多いのは40代前半で自信がある人11.5%に対して、自信がない人は72.5%にもなる。また自信がないと答えているのが最もが多いのは50代前半で、75%と約8割が自信がないと答えている。「全く自信がない」のが最も多いのは40代前半で48%と約半数にのぼる。

次に、自身のかかとに悩みがあるか否か聞いた。全体では、「とても悩みがある」と「まあまあ悩みがある」を合わせた悩みがある人が48.1%、「あまり悩みはない」と「全く悩みはない」を合わせた悩みはない人は44%でほぼ同率と考える。

これを年齢別で見てみると、悩みがある人と悩みがない人の割合は、年齢によってあまり変わらないことがわかった。ただし、「とても悩みがある」と答えている割合が多いのは、35歳~54歳だった。ただし50歳を境目に、悩みがある人に比べて悩みがない人の方が逆転するため、かかとの悩みは年齢を重ねるにつれ増えるものではないことがわかった。

かかとのケアについて聞いた。ケアの頻度について最も多いのは「ケアしていない」で32.1%と3割を超えた。その次に多いのが「気になった時にケアしている」で20.8%だった。かかとに自信がない人が約7割と多いのだが、顔のスキンケアのように1年中、毎日ケアをしている人は少ないことがわかった。

年齢別に見てみると、20歳~39歳までの若年層は、1年中ケアをしていると答えた人が15.7%と最多である一方、ケアをしていない人も40.5%と4割を超えており、39歳までの年代は4割を超える人がかかとケアをしていない。かかとケアを始めるのは40代が多く、45歳以上では約8割がケアをしている。「1年中ケアをしている」人や「気になった時にケアをしている」人、また「かかとが気になる季節にケアしている」人も40歳以上で多い傾向にある。

次に、かかとの自信とケアの状況について掛け合わせて見てみた。かかとに「とても自信がある」と答えた人は50.6%と半数を超える人が「1年中ケアしている」と答え、圧倒的だった。「ケアしていない」と答えたのは、18.5%で全体の32.1%を大きく下回る。「まあまあ自信がある」人の「1年中ケアしている」割合はぐんと下がり、15.3%まで落ち込む。自信の度合いとケアしていない人の割合はリンクし、自信が少なくなるほどにケアしていない人の割合も増える傾向がある。また、自信がないと答えながらも「ケアしていない」人の割合も多く、「全く自信がない」と答えた31.6%の人は「ケアしていない」と答えており最多だった。「あまり自信がない」人も「気になった時にケアしている」のが最多で24.4%、「ケアしていない」のは23.4%だった。

最後にかかとの悩みとケアの状況について掛け合わせ見てみた。自信の度合いよりも悩みの度合いの方がケアの頻度とのリンクが高く、「とても悩みがある」人は、「1年中ケアしている」が最多で32.1%。「まあまあ悩みがある」人は「かかとが気になる季節のみケアしている」が最多で31.3%だった。悩みのない人は、約6割が「ケアしていない」と答えている。

かかとに悩みがあると答えた1471名の女性に、どんな症状に悩んでいるのか、あてはまる症状を選んでもらった(複数回答のため、合計が100%にはならない)。1位は圧倒的に「ガサガサしている」で55%と半数を超えている。2位は「乾燥」で41%、3位は「固くなっている」39.2%と続く。

年齢別で見てみると、全体で圧倒的な「ガサガサしている」は、20代前半では32.2%にとどまり、20代後半で43.9%に増加、40代までは年齢が上がるにつれて増えていく傾向にあり、約7割まで増えていく。50代に入ると少なくなり、6割以下になる。かかとのガサガサは、調査前は年齢が上がるほどに増える悩みではないかと推測していたが、悩みのピークは40代だということがわかった。2位の「乾燥」についても、50代以降に比べて30代~40代の方が悩んでいる人の割合が多いことがわかる。「ひび割れ」「白くなっている」の悩みも、30代~40代の方が50代以上に比べて悩んでいる人の割合が多いことがわかった。

かかとケアをしていると答えた1039名の女性に、ケアの効果への満足度について聞いた。「とても満足している」10.8%と「まあまあ満足している」35.7%を合わせた満足している人は、46.5%。「あまり満足していない」32.3%と「全く満足していない」15.6%を合わせた満足していない人は47.8%とほぼ同率で、かかとをケアしているのに満足していない人が半数いるともいえる。

年齢別で見てみると、20代前半では「とても満足している」30.7%と「まあまあ満足している」50%を合わせた80.7%が満足していると答え、満足していない人はわずか15.9%だった。20代後半になると、満足している人は58.6%と20ポイント以上も下がり、30代前半では満足している人が50.4%と減っていく。30代後半になると、満足している34.8%に対して満足していない人が62.3%と満足している人と満足していない人の割合いが一気に逆転し、50代前半まで「満足していない」人の割合が非常に多い状態が続く。50代後半になると、満足している人と満足していない人の割合が半々程度になる。

かかとケアをしている人にケアの方法について選んでもらった(複数回答のため、合計が100%にならない)。全体では、「クリームを使用している」人が55.5%で圧倒的に多く、次に「角質を削っている」24.9%、「ケア後に靴下をはいている」18.6%と続く。

年齢別に見てみると、全体では圧倒的に多い「クリーム」だが、20代前半では31.8%にとどまり、30.7%のほぼ同率で「角質を削っている」が選ばれている。20代は、ケアの方法として選んでいる項目が多く、「角質をはがしている」「ケア後に靴下をはいている」「化粧水を使用している」「オイルを使用している」「美容液を使用している」の項目で、すべての年代の中で最も多い割合の人が選択している。年齢が上がるにつれ、「クリームを使用している」人の割合が増え、それ以外の選択肢を選んでいる人が少なくなっていく傾向が見られる。「角質を削っている」のが最も多いのは50代前半だった。「角質を剥がしている」のは、若年層の人が多く、年齢が上がるにつれて、取り入れている人が少なくなることがわかる。「化粧水(液状の化粧品)を使用している」「オイルを使用している」「美容液を使用している」のも若年層で多く、年齢が上がるにつれ取り入れている人が少なくなっている傾向が見られた。

また、ケアの方法とケアの効果への満足度について掛け合わせて見てみた(複数選択のため、それぞれの人数と合計人数は合致しない)。ケアの方法として最も多いのは「クリームを使用している」だが、「満足している」46.3%に対して「満足していない」51%で効果に不満がある人の方が多いことがわかる。「角質を削っている」人も「満足している」44%に対して「満足していない」が53.6で、「満足していない」割合が最も高いのは「角質を削っている」だった。反対に圧倒的に満足している人の割合が多いのは「美容液を使用している」で、「満足している」が77.9%に対して「満足していない」が22.1%だった。その次に満足度が高いのが「温めている」で「満足している」が66.4%で「満足していない」が31%だった。「オイルを使用している」も満足度が高く「満足している」62.7%に対して「満足していない」34.7%だった。

1994年に初めて液状でスポンジつき容器に入った「魅惑フルフットケアローション」を発売以降、30年にわたり様々なブランドから液状のかかと用の化粧水を発売し、流通や使用者の年代を問わないロングセラーとなっている同社では、以前からかかとへの悩みを抱える女性が多く、なかなか解決しない悩みでもあることを把握している。今回の調査では、かかとに自信がなくても気になる時しかケアしていないという実態がわかったが、自信がある人は1年中ケアしているということもわかった。また、様々なケア方法がある中で、ケアしているにも関わらず、その効果に満足していない人が多いこともわかった。これらの結果から、かかとのケアは、その人に合った方法で継続してケアすることで、まだまだ自信を持てるかかとに変われる可能性があるといえる。また、かかとの悩みは年齢を重ねるにつれ増えるものではなく、40代がピークであることがわかったことは新しい発見だった。かかとは、季節の変化に耐え、パンプスやヒールの痛みにも耐え、私たちの全体重を支えて立ってくれている部分でもある。それぞれの人に合ったケア方法を見つけられるよう情報提供をしていきたい考え。


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