NTT西日本とNTT東日本が慶祝用電報台紙「ハローキティDENPO(メモリーズ)」を販売

8月7日、NTTの社長 島田明氏がNTT東日本とNTT西日本が手がける電報サービスの終了を見据えた議論を始めることを示唆した。電報は緊急時の連絡や祝電などで長年重宝されてきたが、携帯電話やSNSの普及に加え、安価な代替サービスも台頭し、利用者が減少していることが理由だという。

電報は、手紙に比べて早く連絡できる手段として1870年に始まった。主に緊急連絡や冠婚葬祭などでメッセージを届ける際に使われてきた。電気通信事業法は、NTT東西とKDDIのみが行える事業と規定されている。1963年度には9461万通もの利用があった。しかし、携帯電話やSNSの普及にともない、2022年度は377万通と約96%も減少している。こうした状況に、NTTでは、終了させるための議論が必要なのだと提案する。とはいえ、弔電や祝電は日本の文化になって今も親しまれている。お祝いや式典などで、「〇〇様から祝電がとどいています」という司会からの言葉は、昔も今も定番フレーズとして親しまれる。だからこそ、「なくなってしまうのは寂しい」という意見も。

こうした中、NTT西日本およびNTT東日本(以下、NTT東西)は、新たに慶祝用電報台紙、「ハローキティDENPO(メモリーズ)」を11月1日から販売を開始する。同商品は、70年代から愛されている昔懐かしいイメージのハローキティぬいぐるみ電報台紙となっている。

大人から子どもまで幅広い世代に親しまれるデザインで「結婚」、「誕生日」、「入学」、「卒業」等のさまざまなお祝いごとはもちろん、「栄転」の記念に職場からのプレゼントとしても贈れるとアピールする。

電報台紙料金は3850円(税込)(別途、電報(メッセージ)料等が必要)。受付・配達地域は全国で、受付・配達開始日は11月1日から。


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