11月19日は「世界トイレの日」、世界では約15億人がトイレを使えない現実が

日本ユニセフによると、世界ではいまだ、約15億人がトイレを使えない現実があるのだという。トイレがない人たちは、バケツやビニール袋にうんちをしたり、屋外で排泄をしたりしているのだとか。うんちには、病気を引き起こす細菌がたくさん含まれている。トイレがないところでは、細菌たちがさまざまな所から体内に侵入。それらが原因で、免疫力の弱い子どもたちは下痢を発症し1日に1300人以上が、命を落としているとされる。そんなトイレにまつわる問題を、世界のみんなで考え、少しでも改善していくために。2013年、国連は毎年11月19日を「世界トイレの日」(World Toilet Day)と定めた。

そんな子どもたちに清潔なトイレを使ってもらい、健やかに成長ができないか?

関西ペイントは、11月16日から「抗菌・抗ウイルス段ボール製簡易トイレ(コンパクトサイズ)」、11月20日から「(非常用トイレ袋)イージートイレ」の販売を開始する。

地震や水害等が起きたとき、排泄などの生理現象は我慢することができないが、被災地に仮設トイレが届き出すのは災害発生3日後ごろからとなる場合が多く、それまでは自助で凌ぐ必要がある。同品は、このような有事の際の避難生活の安全と質の向上を目的に、今回販売する製品を開発したという。

同品は、現行のレギュラーサイズの機能・性能をそのままに小型化。軽量で持ち運びやすく、30秒で簡単に組み立て可能なため、災害時にすぐに使用することができる。便座には、付着したウイルスを99.9%低減する同社漆喰塗料「アレスシックイ」を塗布し、消臭・抗菌効果が期待できるとのこと。トイレは段ボールでできているため使いまわせるほか、焼却処理することで感染症対策が可能になっいてる。

一方で、トイレがない地域におけるトイレの普及では、行動変容を促すキャンペーンへの投資が不十分であったり、貧しい人々でも手に入れやすい安価な製品が不足していたり、さらに屋外排泄を容認、ひいては推奨するような社会通念が残っているために、その前進は阻害されているという。トイレが整備されるまでの期間、簡易トイレや非常用トイレ袋で子どもたちの命を救うことができないか。


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