- マイライフストーリー2025/01/30 23:41
ヤフー・データソリューションが「節分祭」に関する検索ビッグデータの分析レポートを公開
LINEヤフーが提供する、LINEヤフーの多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」は、「Yahoo!検索」の検索ビッグデータから、全国各地の寺社仏閣で催される「節分祭」に関する検索傾向を分析した「節分は寺社仏閣がアツい!検索ビッグデータから見えた、節分祭の注目スポットは?」を公開した。
「Yahoo!検索」のビッグデータを活用し、昨年の節分シーズンに「節分祭」などと一緒に検索された寺社仏閣スポットを検索者数順にランキング化したところ、2位以下に大差をつけて「吉田神社」が1位となった。
京都府にある吉田神社では、節分祭が室町時代以来の伝統行事として催されており、例年約50万人の参拝客が訪れるとされている(出典:吉田神社ホームページ)。また茨城県にも、同じく節分祭を開催する吉田神社がある。
次いで2位は巨大なお多福面が名物の福岡県の「櫛田神社」、3位は芸能人などのゲストを招いて豆まきを行う節分祭で有名な東京都の「大國魂神社」となった。その後は東京都の「高幡不動」、長野県などに所在する「善光寺」が続いた。
また、2019年から2024年までの節分祭に関する検索者数の推移をみたところ、2020年から2022年頃は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響とみられる検索者数の減少傾向があったものの、2023年以降は回復傾向が見て取れる。昨年にはコロナ前と同等、あるいはそれを上回る水準に達しており、人々の参拝やイベント参加への関心が戻っている様子がわかる。家族や地域とのつながりも、コロナ禍を経て見直されている可能性がありそうだ。
節分祭に関するスポットについて、2023年から2024年にかけて検索者数が増えているスポットをみたところ、「龍泉寺」が2023年比で4.1倍となり1位となった。愛知県の龍泉寺では、祈祷を受けた人が豆まきに参加できる節分会が催されている。次いで、神奈川県の「寒川神社」や兵庫県などにある「中山寺」が続き、全国各地の寺社仏閣の節分祭が注目を集めていることがわかる。