- マイライフストーリー2025/04/21 21:36
愛媛県八幡浜市の産地直送の食材を使ったフェアメニューで「みかんと魚の街」の魅力を発信

飲食事業と水産事業を併せもつSANKO MARKETING FOODSは、受託運営を行う官公庁職員食堂「農林水産省あふ食堂」をはじめとする官公庁受託運営5省庁の職員食堂において、4月21日~4月25日の間、愛媛県八幡浜市からの産地直送食材を使用したイベント限定の特別メニューを販売する。
今回開催するフェアでは、豊かな自然に囲まれ農業・漁業が共に盛んな愛媛県八幡浜市から届いた食材、みかんや海産物をふんだんに使用し、素材そのものの味わいを主役にしたオリジナルメニューを開発した。

「八幡浜産鱧(はも)と野菜の天ぷら」、「ハマチのサラダ仕立て塩みかんマリネ」、「南予風鯛めし(鯛の刺身卵漬け丼)」、「八幡浜ちゃんぽん」と、和洋のバラエティに富んだ4品に仕立てた限定メニューは、同社が受託運営する農林水産省「あふ食堂」をはじめとした5省庁の食堂、また、産地の魅力の発信をコンセプトにするテラスレストラン「新宿三丁目テラス」で楽しめる。

八幡浜市は、愛媛県の西端、佐田岬半島の付け根に位置し、“四国の西の玄関口”とも呼ばれる港町。北は伊予灘、西は宇和海に面した海岸線はリアス式海岸を形成し、海岸近くまで急斜面の迫る地形は、風光明媚そのもの。丘陵地が多く、温暖な海洋性気候にも恵まれたため、その環境は豊かな自然の恵みを育み、多くの農業や漁業を生み出した。

とりわけ盛んな漁業では、四国のみならず、西日本有数の規模を誇る魚市場「八幡浜魚市場」へ、毎日タイやハマチをはじめとした多様な魚が水揚げされる。そして卸売市場では、まだ夜も明けきらぬうちから「買うてや、買うてや」という勇ましい競り人の声が響き渡り、仲買人の人たちは上着の影で値段を示しながら、水揚げされたばかりの魚を次々と競り落とす圧巻の活気あふれた競りの様子が見られる。

農業では、起伏の多い傾斜地が連なる八幡浜の地形を活かし、段々畑で柑橘栽培が盛んに行われている。段々畑では、100年以上にわたってみかん栽培が続けられており、農家の工夫と技術が詰まっている。この畑は、「空からの太陽」「海からの反射光」「石垣からの反射光」という“3つの太陽”をたっぷり浴びることで、糖度の高いおいしいみかんが育つ。全国トップの生産量とブランドを誇る柑橘栽培で、八幡浜はまさに「みかんと魚の街」と呼ばれるにふさわしい地域となっている。

そんな八幡浜市でも近年、我が国が抱える問題のひとつに直面している。それが、人口減少や少子高齢化にともなう労働力の減少と、それにともなう地域経済の縮小、行政サービスの低下、地域コミュニティの機能低下など、持続可能な自治体経営が困難となりつつあること。
特に、この地域の基盤である生産者の減少は、地域経済に及ぼす影響が大きいと推測され、いかに定住人口の増加を図り、人口減少に歯止めをかけるかが課題となっている。農業・漁業と共存する街ならではといえる、就業に対する魅力発信、やりがいの創出など、世代を超えた話し合いが続けられている。また、観光の面でも市場と隣接する形で大型商業施設があり、名物「八幡浜ちゃんぽん」をはじめとする、この地域ならではの食や自慢の海鮮グルメに力を入れている。
昨今では、アニメーション映画の新海 誠監督による作品「すずめの戸締まり」の舞台として登場したことも記憶に新しく、劇中では旧八幡浜港フェリーターミナルやJR八幡浜市駅の風景が鮮明に描かれ、八幡浜の緑の山々と青い海のコントラストが美しく描写されている。そのため、作品のファンの間では聖地としてのみならず、日本有数の美しい景観を楽しめる、一度は訪れてみたい地域として、注目されている。
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