資生堂、独自のアルゴリズムを活用したDNA検査法で最適なケアを提案する「Beauty DNA Program」を一部店舗で本格展開

「Beauty DNA Program」キービジュアル

資生堂は、皮膚科学研究とAI技術の融合で生まれた独自のアルゴリズムを活用したDNA検査法(DNAはデオキシリボ核酸の略で、アデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)の4つの塩基で構成されます。これらが繋がりDNA配列になり、生命の設計図として、親から子に伝えられる。このDNAの特徴と肌の状態との関連を1472名のデータからAI技術を応用して明らかにし、その結果から独自のアルゴリズムを構築し新たな遺伝子検査法を開発)で最適なケアを提案する「Beauty DNA Program(ビューティー・ディーエヌエー・プログラム)」を、7月21日からSHISEIDO THE STOREおよび化粧品専門店の一部店舗で、また、9月以降デパートの一部店舗で本格展開するす。

検査結果イメージ

Beauty DNA Programでは、シワやシミのできやすさ、できにくさなど、個人が生まれ持った肌の特徴や、血中での各種ビタミンの調整能力など、DNAの検査結果に基づいて、美容の専門知識を持ったパーソナルビューティーパートナー(以下、PBP)が化粧品のケアだけでなく、食事、睡眠、運動などの総合的なアドバイスを行う。昨年3月から実施したテスト期間における顧客のアンケート結果(資生堂調べ、2022年6月~2023年4月実施、n=319)では、96%が「友人にも教えたい」、96%が「提案されたケアを取り入れたい」などの好評価を得た。また、お顧客からの意見を、パーソナルセッションの内容や、結果を閲覧するインターフェースなど、細部にまで反映した。

遺伝情報適正取扱認定マーク

加えて、DNAは「個人情報」であり、取扱いに特に配慮しなければならいことを踏まえ、一般社団法人遺伝情報取扱協会(AGI)が運営する「遺伝情報適正取扱認定スタンダード」を、化粧品業界で初めて取得した(資生堂ジャパンとして取得)。同社が開発したDNA検査法を利用した同サービスの科学的根拠と、個人情報保護の客観的健全性が認められたプログラムとして、消費者まが安心・安全に利用・選択できるように、展開する。

同社は2030年に「PERSONAL BEAUTY WELLNESS COMPANY」として、生涯を通じて一人ひとりの自分らしい健康美を実現する企業を目指している。パーソナライズサービスであるBeauty DNA Programを通じて、消費者の生活習慣をより良いものとし、心身ともに美しく健やかな未来へと伴走するとともに、引き続きデジタルを活用し、消費者がいつでも・どこでも・欲しい時に「テイラーメイドなオンリーワン体験(一人ひとりのニーズにあった美容体験)」を提供し、顧客の満足度向上と、長期にわたるエンゲージメントを深めていく考え。

[小売価格]1万2000円(税込)
[発売日]7月21日(金)

資生堂=https://www.shiseido.co.jp/


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