コーセー、複合商業施設の東急プラザ原宿「ハラカド」に新しい顧客体験の発信拠点として直営店「Maison KOSE」をオープン

コーセーは、今年の夏頃、複合商業施設の東急プラザ原宿「ハラカド」（東京都渋谷区、4月17日開業予定）に、同社の新しい顧客体験の発信拠点として直営店「Maison KOSE」をオープンする。同社の直営店の出店は、3店舗目となる。

同社では、創業80周年に向けた中長期ビジョン「VISION2026」において、“デジタルを活用したパーソナルな顧客体験の追求”を掲げている。同戦略のもと、“Find Your Own Beauty”をコンセプトに、2019年11月にオンラインサイトである「Maison KOSE」、同年12月に初の直営店「Maison KOSE銀座」、翌2020年12月に直営店2店舗目となる「Maison KOSE表参道」を立ち上げた。

今回オープンする「Maison KOSEハラカド」は、これまでの直営店運営での経験を生かしつつ、特に現代の若年層の消費傾向に合わせた新しい顧客体験を発信する店舗となっている。ファッションや流行が集まる原宿の中心地・神宮前交差点に開業する東急プラザ原宿「ハラカド」の地下1階にオープンし、デジタルネイティブといわれるZ世代をはじめ、美容トレンドに敏感な顧客をコアターゲットに展開していく。

既存の2店舗と比較し、ハイプレステージブランドに特化した商品を取り揃えた店内では、美容や購買にまつわる新たな顧客体験をジェンダーレスで楽しめる様々な“ビューティアトラクション”を用意する。また、デジタルネイティブ世代の取り込みを狙うため、デジタル技術を駆使したお店づくりを計画。さらに、「接客を担うビューティコンサルタント（美容部員）にとって働きやすい環境が最終的に美容体験や接客を通じたCX（Customer Experience）向上に直結する」という考えのもと、今回試験的にEX（Employee Experience）の視点も取り入れた店舗づくりとした。

既存の直営店とは異なるコンセプトに基づいた店舗を出店することで、新たな顧客層との接点創出につなげ、様々な文化を生み出してきた原宿で、新しい顧客体験・美容体験を発信していく。

東急プラザ原宿「ハラカド」は、これまで様々なカルチャーを生み出してきた原宿・神宮前エリアが持つヒストリーや、SNSを通じて誰もが発信や自分なりの表現を行う現在の時代背景を踏まえて、「多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿カルチャーの創造・体験の場」となるとのこと。その実現のため、感度の高いヒト・モノ・コトと「出会う」「つながる」「体験する」「楽しむ」を掛け合わせた仕掛けと、チャレンジマインドあふれる個性的な75店舗が地下1階から屋上テラスまでの全フロアに揃う。4月17日に開業。

「Maison KOSE」とは、コーセーが展開する多様なブランドを横断的に取りそろえた直営店およびオンラインサイト。“Find Your Own Beauty”をコンセプトに掲げ、デジタル技術を活用した「ビューティアトラクション」による美容体験やビューティコンサルタント（美容部員）による接客を通して、消費者に“私らしい美の発見”を提供している。

［Maison KOSEハラカド 店舗概要］
場所：東急プラザ原宿「ハラカド」地下1階
オープン予定：夏頃
取り扱いブランド：コスメデコルテやアディクションなどのハイプレステージブランドを取り扱い予定

コーセー＝https://maison.kose.co.jp/