資生堂プロフェッショナル、ウェーブパーマラインの「クリスタラジング キュール」をリニューアル発売

資生堂プロフェッショナルは、昨年好評を得た「クリスタライジング ストレート」の発売に引き続き、3月からウェーブパーマラインの「クリスタラジング キュール」をリニューアル発売する。アジアパーマブランドとしてトップシェアを誇る同ブランドは、ダメージレスを追求してさらに進化を遂げた。シンプルかつベーシックなプロセスで、健常毛からハイダメージ毛まで幅広く施術できる「クリスタライジング キュール」でやわらかな髪のまま思い通りのウェーブスタイルを楽しむことができる。

ブリーチの必要なハイトーンカラーのヘアトレンドが現在も継続中となっている。それに加え「髪に動きをつけることでなりたい姿をより自由に表現したい」といったスタイリングニーズも強く存在している。しかし、髪への度重なるダメージを懸念しパーマ施術を断念する人が多いのも事実となっている。そこで同社は「髪のダメージ」に向き合い、ホットパーマによる熱処理が引き起こしてしまうダメージ、ケミカル反応により生じてしまうダメージ、そのふたつに着目し、消費者に理想的な仕上がりを提供するには、その両方への確かなソリューションが欠かせないと考えた。研究を重ねた結果、たどり着いたのは、スキンケアからインスパイアされた2つのテクノロジーとのこと。1剤と2剤のシンプルな工程でパーマによるダメージ悩みに応えながら、しなやかに動くやわらかなパーマスタイルの提供をサポートする。毛先までなめらかでダメージを感じさせない、“ふわりとはずみ、しなやかさが続く理想のウェーブ”に導く、新「クリスタライジング キュール」で消費者に“新たなパーマ体験”を提供する考え。

「クリスタラジング キュール」の特長は、カールもやわらかな手触りも長持ち、毛先までダメージを感じさせない理想のウェーブをサポートする。ダメージレスへの追及から生まれた独自テクノロジー「デュアルパフォーマンスシステム」を搭載した。ダメージ毛への対応力を強化。毛髪の状態に合わせてきめ細かく対応できるラインアップとなっている。

クリスタライジング独自テクノロジー「デュアルパフォーマンスシステム」を搭載した。熱反応が引き起こすダメージとケミカル反応によって生じるダメージに着目し、熱ダメージとケミカルダメージにダブルで対応する。

ホットパーマで行う熱処理は、熱凝集とランチオニン結合という不可逆な2つの変性を引き起こす。この2つの熱変性を未然に防ぐことを追求。生体関連アミノ酸「ヒドロキシプロリン」が熱凝集抑制とランチオニン結合生成抑制の両方へアプローチできることを確認した。

軟化中の髪はSS結合が切断されて、髪の構造が弱体化している。特に薬剤の通り道であるCMC構造の弱体化は避けることができないダメージとなっている。同社は、「軟化によるCMCのダメージを抑える」という従来の考え方ではなく、「軟化によるCMCのダメージを補修する」という独自発想で開発に取り組み、生体適合性ポリマー「リピジュア」がCMCの補修効果に優れていることを確認した。

マトリックスでパーマ剤を作用させるときれいなウェーブパーマをかけることができる。しかしながら、ダメージ毛はマトリックスが流出しているためにパーマ剤がマトリックスで十分に作用できず、しっかりとしたウェーブパーマがかからない。そこで同社はソープナッツエキス（サピンヅストリホリアツス果実エキス（毛髪補修成分））に含まれるサポニンのマトリックス補修効果に着目し、ダメージで消失したマトリックスを補修し、ウェーブがかかりやすい内部コンデションに整えることを確認した。

エレガントな印象を与える上質なグリーンフローラルの香りとのこと。施術中の不快なパーマ臭をしっかり抑制する。さらに施術後の髪にも不快なパーマ臭を残さない。

［発売日］3月

資生堂プロフェッショナル＝https://www.shiseido-professional.com/ja