Cosme&Beauty♥2024/06/13 19:59

日本ゼトック、ヘパリン類似物質配合のスキンケア商品「へパトリート」を活用した夏の敏感肌を守る秘訣を後藤真希さんが解説

日本ゼトックは、2020年9月からヘパリン類似物質配合のスキンケア商品「へパトリート」を発売している。年々強くなっている紫外線から肌を守るべく、「紫外線に負けない敏感肌のお手入れ」をテーマとした、ラウンドテーブルを6月11日に開催した。同ラウンドテーブルでは、同年代だけでなく美容業界からの信頼も厚い後藤真希さんに、忙しい中でも大切にしている肌の手入れやナイトルーティンについて話してもらうとともに、美容ライターとして、美STなどで活躍中の川上桃子氏から、敏感肌にぴったりなスキンケア商品に関して専門的な視点からへパトリートの成分や効果を解説してもらい、使用方法のポイントを紹介してもらった。

「当社は、1954年に創業しOEM事業、オリジナル化粧品事業、医薬品事業を展開している。現在は医薬部外品承認実績1000件以上、年間生産本数1億1000本以上となっている」と、日本ゼトックヘパトリートブランドマネージャー中出敦子氏が挨拶。次に、同研究本部ディレクター佐藤真奈美氏が、ヘパリン類似物質について解説した。「人の体内には、ヘパリンという物質がある。肝臓から作られているムコタ多糖類の一種で、水分をしっかり蓄える働きをしている。ヘパリン類似物質は、ヘパリンに似た化学構造を持つため、ヘパリン“類似物質”と命名された」と説明する。「ヘパリン類似物質は、高品質、高機能、低刺激の実現に適した成分で、ヘパリン類似物質が配合できるのは、医薬品および医薬部外品（薬用）のみ効能・効果の記載ができる」と化粧品にはヘパリン類似物質を配合できないとのこと。「当社では、2008年に医薬品のヘパリン類似物質の研究を開始。保湿試験を実施している時に医薬品のヘパリン類似物資を比較したのが研究のはじまりだった」と15年ほど前から研究を行っていると紹介。「当時の研究結果では、塗布30分後の角質水分量の変化を、未塗布、一般的保湿クリーム、ヘパリン類似物質配合医薬品（クリーム）と比較した結果、未塗布の25倍の水分量の変化が見られた」と保湿効果が見出されたとアピールする。「ヘパリン類似物質は、水分を引き寄せて抱え込み、角層内の水分を保持してくれる」と保水のメカニズムを解説。「保水効果で、ラメラ構造内がうるおいで満たされ、バリア機能が整う」と、ヘパリン類似物質は肌環境を良好に保つための大切な機能を有していると教えてくれた。

「当社は、社会的・環境的問題の改善に貢献したい。あなたと大切な人を幸せにしたいという想いからヘパトリートを開発した」と中出氏。「肌は年中過酷な環境に晒されており、その過酷さは年々増している。また、医薬用ヘパリン類似物質製剤の美容目的とした処方が増加し、社会問題にまでなっている。そこで、肌悩みの根本解決を目指し、毎日使える心地よさを提供し、あなたと大切な人を幸せにすることをミッションに掲げ製品を開発した。その結果、保水有効成分のヘパリン類似物質で肌悩みの根本を解決し、心地よい使用感と低刺激処方で、毎日使える心地よさを提供するとともに、タイパ・コスパを叶えるたっぷり大容量ポンプで、あなたと大切な人を幸せにすることができると考えた」とヘパトリートの開発コンセプトについて紹介する。

「しかし、ヘパリン類似物質は原料が高価なため、大容量でコスパの良い提供に課題があった。そこで、自社一貫体制とし、OEM主体の強みを活かし原材料費をカット、資材・包装費もカットすることで、ヘパトリートを上市することができた」と課題をクリアして商品化したのだという。「ヘパトリートは、有効成分配合で医薬部外品として効果・効能を記載でき、しかも大容量であるため、敏感肌の最適解の商品であると自負している」と、ヘパトリートの差別化ポイントについて教えてくれた。

そして、同年代だけでなく美容業界からの信頼も厚い後藤真希さんと美STなどで活躍中の川上桃子氏に登壇してもらい、敏感肌と紫外線に関するトークセッションを行った。後藤さんは、「スキンケアやコスメが大好きなので、ドラッグストアに行って商品を見たり、試してみたりして、良い商品は周りに紹介したりしている」とのこと。

「美容について気をつけていることは、保湿や紫外線ケアだけでなく、インナーケアも行うなど、外側、内側の両面からケアするようにしている」と話す後藤さん。「肌悩みはにきびができやすい点と、花粉で肌が荒れてかゆくなったりしてしまう」と肌悩みについて語る。川上氏は、「ホルモンバランスの乱れで肌荒れになる。肌にうるおいを保つためには保湿がとても重要になる。ヘパリン類似物質には保湿効果が期待できるため、これからの季節、エアコンで乾燥しがちな肌を保湿してくれる」と、ヘパリン類似物質が配合された製品で肌荒れを防いでほしいと述べていた。

後藤さんは、「忙しくてもスキンケアしている時間がとても好きで、1日頑張った肌をリセットさせる時間を設けるようにしている。そんな時に活躍しているのが、全身に使える『ヘパトリート』。保湿できるのはもちろん大容量なので気兼ねなく使えて時短にもつながる」と、スキンケアアイテムとして「ヘパトリート」を愛用しているとのこと。川上氏も、「『ヘパトリート』は伸びがよく、少量でもしっかり保湿できるので使いやすい」と保湿アイテムとしておすすめできる製品だと述べていた。

後藤さんも、「『ヘパトリート』は、スーッと肌に馴染んでくれて、べたつきもない。さらっとしたテクスチャーになっている」と使用感について語っていた。最後に後藤さんは、「『ヘパトリート』は、幅広い世代に使えるアイテムなので、一度試してみてほしい。そして健やかに過ごせる生活習慣を手に入れてほしい」と話していた。

左から、日本ゼトックヘパトリートブランドマネージャー中出敦子氏、後藤真希さん、川上桃子氏

厚労省は10月から、先発医薬品の負担額を引き上げる方針を発表し、その中には皮膚炎の治療として使われる「ヒルドイド」も対象となった。敏感肌用のスキンケア製品が値上げの波にある中にもかかわらず、低価格でありながら、肌悩みの根本原因である「乾燥」を解決するために、すぐれた保湿効果を持つ保水有効成分「ヘパリン類似物質」を、毎日使える医薬部外品に配合しているのが「へパトリート」なのだという。2020年9月の発売以来、クチコミを中心に愛用者が増え続け、累計出荷本数は100万本を突破。「薬用オールインワンジェル」は、テストする女性誌「LDK」において、2021ベストバイ・オブ・ザ・イヤーも受賞した。赤ちゃんから大人までたっぷり使える大容量ボトルは家族一緒に使える製品としても人気を集めている。