常盤薬品工業、「サナ ニューボーン」の「パーフェクトアイブロウ」をリニューアルし「カラーリングブロウマスカラ」を発売

左から:ヘアメイクアップアーティストの小松胡桃氏、モデルの三根有葵氏

ノエビアグループの常盤薬品工業は、8月6日から、ブランド累計販売本数2700万本(発売~2024年5月末までの累計販売本数)を突破した1本で多機能のメイクブランド「サナ ニューボーン」をアイブロウブランドにリブランディングし、3機能一体型の多機能アイブロウ「WブロウEX N」を「パーフェクトアイブロウ」にリニューアル発売した。また9月3日から、まるでうぶ毛のようなふんわり毛並みを作る「カラーリングブロウマスカラ」を新発売する。7月17日に行われた新製品発表会では、「パーフェクトアイブロウ」および「カラーリングブロウマスカラ」について紹介した他、ヘアメイクアップアーティストの小松胡桃氏を招き、眉メイクのポイントや「サナ ニューボーン」を使ったメイクデモンストレーションを行った。

左から:サナ ニューボーン カラーリングブロウマスカラ、サナ ニューボーン パーフェクトアイブロウ

「“あたりまえを綺麗に”をキーワードに多機能メイクブランドとして1996年に誕生した『サナ ニューボーン』。トレンドに合わせて、より消費者にフィットするブランドへと生まれ変わる」と、常盤薬品工業 商品企画グループ「サナ ニューボーン」商品開発担当 三津家優氏。「『サナ ニューボーン』は当初、多機能メイクブランドとして幅広く展開していたが、現在はアイメイクに特化した製品を販売。『サナ ニューボーン』を代表する多機能アイブロウ『WブロウEX N』は8色を展開するなど消費者から多くの支持を得ている」と、ブランドが展開する製品について紹介。「『サナ ニューボーン』の売上は、2012年以降順調に推移し、アイブロウアイテムの売上が96%を占める」と、アイブロウに特化したブランドであるといっても過言ではない販売構成比になっていると述べていた。

常盤薬品工業 商品企画グループ「サナ ニューボーン」商品開発担当 三津家優氏

「当社が行った調査によると、自分の眉メイクの仕上がりに満足している人は28.4%と3割にも満たない状況となっている。その理由として、左右対象に描けない、髪色と眉が合わない、組み合わせが難しいといった声があがっており、眉メイクに満足していないことがわかった。そこで、『サナ ニューボーン』では、アイブロウに軸を固め、アイブロウメイク満足度向上をテーマにリブランディングを実施。『サナ ニューボーン』を進化させることにした」と、ブランドを再構築し、消費者のマインドに寄り添った製品にブラッシュアップすると意気込む。「新ブランドメッセージに“毎日誕生、私の正解アイブロウ”を掲げ、ロゴデザインも刷新した」と、新たな製品へと生まれ変わったのだという。「『WブロウEX N』は、リピーターに非常に愛されていた。新しく生まれ変わった製品では、使ったことのない人にも良さを感じてもらえるきっかけ作りをしていきたい」と、新たな消費者層を取り込んでいきたいと訴える。「そこで、アイブロウメイク使用者の行動について調査した結果、複数のアイテムを使用する人が7割近くもいることがわかった」と、眉メイクアイテムを複数使用していることが浮き彫りになったという。「この結果から、複数アイテムで眉メイクをする人の悩みを3in1アイブロウなら解消できると考えた」と、1アイテムで複数の機能を有したアイブロウを展開することで多くの消費者の支持を得られるとの結論に達したという。「さらに、デザインも『今っぽさ』『洗練された』イメージに課題があった。『WブロウEX N』ユーザーの40~50代と20~30代では、『親しみのある』『明るい』の印象に差があった」と、デザインテイストやコピーで課題を解消する必要があると感じたのだと説明する。

左から:サナ ニューボーン カラーリングブロウマスカラ、サナ ニューボーン パーフェクトアイブロウ

「そして今回、『サナ ニューボーン』の25年の歳月が作り上げた完成形として、『サナ ニューボーン パーフェクトアイブロウ』を8月6日から発売した。3in1でパーフェクトな仕上がりに導くべく、機能を追及した。メインターゲットは30~40代を中心に幅広く想定。眉メイクに自信はないが、ナチュラルに効率よく仕上げたい人に訴求していく」と、「WブロウEX N」を「パーフェクトアイブロウ」にリニューアルすると力説する。「『パーフェクトアイブロウ』では、それぞれの役割をわかりやすくパッケージで表現。また、バルク・アプリケーターを改良した」と、少ない力でサッと描ける描き足しペンシル、毛並みと濃さを整えるぼかしブラシ、パレットパウダーのような使い心地のふんわりパウダーの3つの機能を1本に集約した製品になっているとアピールする。「描き足しペンシルでは、好評の楕円芯形状はそのままに、芯を柔らかく改良した。ふんわりパウダーでは、先端で描けるよう、硬さのあるスポンジから、柔らかいスポンジに変更し、面でふんわり仕上げやすくした。またパールを抜去。ダマになりにくく、きめ細かいパウダーにすることで、テクニック要らずでふんわり感が出る。ぼかしブラシでは、先細りな形状に変更した。顔の凹凸にフィットし、先端で調整しやすくなった」と、改良ポイントを紹介。「ウォータープルーフ対応で、美容液成分を新配合した」と、汗・水・皮脂に強く、メイクしながら眉毛ケアができる製品なのだと教えてくれた。「カラーは8色展開となっている。『WブロウEX N』で人気だった5色に加えて、トレンド感を意識した新色を3色加えた」と、カラーもパワーアップしているとのこと。「パッケージについても、その日の気分に合わせて服を着替えるようにアイブロウを選んでもらいたいとの想いから、色ごとに違う柄をそわせ、その日の気分に合わせて着替えるように選べるイメージを表現した」と、こだわりのパッケージについて言及していた。

「マスカラは、アイブロウ剤型別構成比で3位となっており、3年間で145%と最も伸長している」と、眉マスカラに注目が集まっているとのこと。「眉マスカラを使用する目的は、髪色に合わせたい、毛並みを整えたいという基本的な機能に加えて、ふんわり仕上げたいという目的で使用している人も多くいる」と、色味だけでなく質感を極めるために眉マスカラを利用しているのだと解説する。「そして今回、『サナ ニューボーン』からふんわり感を極めたうぶ眉仕上げの眉マスカラ『カラーリングブロウマスカラ』を9月3日に発売する。ターゲットは20~30代中心で、眉メイクに自信はないが、ナチュラルに効率よく仕上げたい人、眉マスカラの色だけでなく質感にもこだわる人を想定している」と、眉マスカラを新たに上市すると意気込む。「『カラーリングブロウマスカラ』では、2種の極細1mmファイバーを絶妙に配合した。地毛のようなふんわりと自然な毛流れを演出する。また、やわらかい被膜剤をワックスの代わりに配合することで、しなやかな薄膜フィルムで1本1本コーティングするため、落ちにくいのにやわらかな質感に導く」とのこと。「カラーリングは、使いやすさ抜群の王道ブラウンと、ほどよい抜け感のなじみアッシュ、上品な印象のまろやかモーヴの3色展開となっている」と、自眉の印象をやわらげるカラーリングで、「パーフェクトアイブロウ」と併用するとさらにハイクオリティな仕上がりになると教えてくれた。「今回、地肌につきにくい3Dコンパクトブラシをオリジナル開発した。根元からしっかり毛並みを起こせるスクリュー型で、長さはたったの10mmとなっている」と、うっかり地肌についてしまう心配もないとのこと。「汗・水・皮脂・こすれに強く、お湯でオフすることができ、美容成分もたっぷり配合している」と、使い勝手の良い製品になっているとアピールした。

左から:常盤薬品工業 商品企画グループ「サナ ニューボーン」商品開発担当 三津家優氏、ヘアメイクアップアーティストの小松胡桃氏

そして、ヘアメイクアップアーティストの小松胡桃氏をゲストに招き、眉メイクに関するトークショーを行った。まず、新しくなった「サナ ニューボーン パーフェクトアイブロウ」について小松氏は、「現場で使ってみたのだが、芯が柔らかく誰でも簡単に使える製品だと感じた。また、パウダータイプなので、芯もやわらかく演出。強い眉になりにくい」と、「パーフェクトアイブロウ」の印象について語ってくれた。

ヘアメイクアップアーティストの小松胡桃氏

「毛を一本一本書き足すというのがアイブロウの一般的な考え方であったが、書き足しペンシルが楕円形なのでやわらかな印象に導いてくれる」と、製品の形状が進化したことでより使いやすくなっていると述べていた。「カラーについてはラベンダーブラウンがおすすめ。年代を問わず誰でも洗練された眉に仕上げてくれる」と、新色に注目しているとのこと。「『カラーリングブロウマスカラ』では、モーヴブラウンが強い眉にならないので使いやすいと思う。淡い色で発色もしてくれてなじみが良い。先端も細くなっているので、根本からしっかり染められる」と、「カラーリングブロウマスカラ」についての印象も語ってくれた。

メイクデモンストレーション(左から:ヘアメイクアップアーティストの小松胡桃氏、モデルの三根有葵氏)

次に、眉の悩みについて小松氏がその解消法について教えてくれた。まず、左右のバランスが取りづらい点については、「明るい色と黒を掛け合わせるとマッシュ系のようになり暗い印象になってしまう。最近はスキントーンに近い眉毛が流行っているので、少し抜け感を出して、全体のバランスを取るようにする。そして、片方の眉をしっかり作り、もう片方をお手本にして仕上げていくようにする」と、片方の眉毛を眉マスカラでしっかり仕上げた後にもう片方の眉を作っていくと左右のバランスが取りやすいと教えてくれた。描いた眉が自眉と馴染まないという悩みについては、

ベーシックアイテムで作るトレンド眉に仕上げられたモデルの三根有葵氏

「自眉と肌の間の色味がなく、毛がないところを頑張って書いてしまうと馴染まない。そのため、ベースをしっかり整えてから描くようにしてほしい」と、アドバイスしていた。眉毛の形の正解がわからないという悩みには、「スクリューブラシにコンシーラーを整えて、トーンを合わせて全体の調和をとるようにする。骨格のことは気にせず、眉を書いても大丈夫。正面の顔を大きくすることで余白をなくすようにすることが大切」と、眉の形を意識するよりも余白を埋めていくように描くことで眉が整っていくと話していた。

メイクデモンストレーション(左から:ヘアメイクアップアーティストの小松胡桃氏、モデルの三根有葵氏)

最後に、小松氏がモデルの三根有葵氏に“ベーシックアイテムで作るトレンド眉”をテーマに、「サナ ニューボーン パーフェクトアイブロウ」および「サナ ニューボーン カラーリングブロウマスカラ」を使ったメイクデモンストレーションを行った。

ベーシックアイテムで作るトレンド眉に仕上げられたモデルの三根有葵氏

[小売価格]
サナ ニューボーン パーフェクトアイブロウ 01~08:各1320円
サナ ニューボーン カラーリングブロウマスカラ 01~03:1045円
(すべて税込)
[発売日]
サナ ニューボーン パーフェクトアイブロウ 01~08:8月6日(火)
サナ ニューボーン カラーリングブロウマスカラ 01~03:9月3日(火)

常盤薬品工業=https://www.tokiwayakuhin.co.jp


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