ナリス化粧品、コロナ禍による女性のメイクの使用実態調査、日常的にファンデーションを使用している女性は半数以下に激減

ナリス化粧品は、コロナ禍によってマスクの常時着用が一般的となって定着した現在の、女性のメイクの使用実態について調査を行った。同社では、コロナ感染が拡大する前の2019年11月と、コロナ感染が始まって約1年半後の2021年10月にも同規模、同手法のメイクアイテムの使用実態調査をしており、それらを比較することで3年間の変化についても確認できた。その結果、日常的にファンデーションを使用している女性は半数以下に激減していた。最も重要なメイクアイテムは、日焼け止めとファンデーションで2割だった。

日常的にファンデーションを使用している女性は、47.7%で半数以下に激減した。「ファンデーション」使用者が激減している。2019年11月調査では「使用している」が88.5%、2021年10月調査では「使用している」が78.7%だった。前回調査から31ポイントも減少した。

使用率の高い「アイブロウ」と「ファンデーション」だが、「うまく使いこなせている」人は2割以下であることもわかった。最もうまく使いこなせているのは、「日焼け止め」と回答。「まあまあうまく使いこなせている」を合わせると81.4%と8割以上が使いこなせていることが明らかとなった。

メイクに最も重要なアイテムでは、「日焼け止め」・「ファンデーション」が同率1位で2割だった。世代によって、重要アイテムとしての支持率に最も差があるアイテムは「ファンデーション」となった。高齢層は、使用率も重要アイテムとしての支持も「ファンデーション」が1位だった。

最も重要なアイテムに、ベースメイクを選んだ女性は、「メイクが楽しくない」と回答していた。逆に、ポイントメイクが重要と答えた女性は、「メイクが楽しい」と回答。「ハイライト」が最も重要と答えた女性は、9割以上が「メイクが楽しい」と回答していた。

ファンデーションは、「人に会う、会わないに関わらず、いつでも使用している」のは2割だった。使用頻度は、30歳を超えると「ほぼ毎日」が4割を超えている。

[調査概要]
調査実施日:2022年11月22日~12月26日
調査対象:全国15歳~54歳女性 n=2198
調査方法:インターネットによる自社調査
比較資料:2020年2月25日発行ニュースリリース(タイトル:メイクデビュー若年化「大学入学・社会人から」母娘世代で半減)
     2021年10月20日発行ニュースリリース(タイトル:メイクの使用実態調査、コロナ前後2000人比較)

ナリス化粧品=https://www.naris.co.jp/


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