Cosme&Beauty♥2024/11/25 20:41

花王「サクセス」が手軽にできる頭皮ケアの新習慣を提案、スキンケアの後に頭皮にもしっかりエッセンスを

近年、男性の美容意識の高まりにともない、“メンズ美容”が当たり前の時代になりつつある。その中で、「頭皮ケア」に対するイメージも大きく変わってきている。以前は、頭皮ケアといえば、抜け毛が気になる中高年の男性が行うものというネガティブなイメージが強かった。しかし、コロナ禍におけるセルフケア需要の拡大にともない、頭皮ケアアイテムの多様化が進み、男女問わず使用できるアイテムが続々と登場。昨今では、メンズ美容の一つとして、ポジティブに頭皮ケアを行う若年男性も増えてきている。こうしたトレンドを受けて、花王のトータルメンズケアブランド「サクセス」では、今年10月に新商品「サクセス髪を育てるチャージエッセンス（医薬部外品）／販売名：サクセス薬用育毛頭皮エッセンス」を発売、スキンケアの後の手軽かつ丁寧な頭皮ケア習慣を提案している。

頭皮ケアの市場規模は世界的に拡大が続いており、頭皮ケアを含むヘアケア・スカルプケアの世界市場規模は昨年には981億米ドルに達し、2021年から2028年にかけては、CAGR（年平均成長率）6.73％で成長すると予測されている（出展：グローバルインフォメーション）。国内でも、女性用頭皮ケアの販売金額は2014年から増加傾向にあり、コロナ禍を機に市場が拡大。昨年の販売金額は2020年比で約1.7倍となった（出展：富士経済化粧品マーケティング要覧2024 No.2）。コロナ禍とその暮らしの中で、多くの人が「自分の心と身体にしっかり向き合いたい。大切にしたい」といった意識が高まり、セルフケア意向が定着したと考えられる。

アイスタイルが発表している「＠cosme ベストコスメアワード」の過去受賞商品をみても、やはりコロナ禍の2020～2021年頃を境に、アウトバスケア商品や髪のUVケア、頭皮クレンザーなど、髪や頭皮ケアのプラスワンアイテムが次々と登場。頭皮ブラシや育毛美容液など男女問わず使用できるアイテムもヒットし、各誌のベストコスメを受賞している。さらに、「ホットペッパービューティーアカデミー」の調査によると、男女の「ヘッドスパ・ドライスパ」の利用率が2年連続で増加し、特に男性は前年から7.2ポイント増加しているなど、男性の頭皮ケアへの関心が急速に高まっていることが明らかになった。

こうした頭皮ケアの市場動向を受けて、花王では全国の20～69歳の男性を対象に「頭皮ケア」に関する意識調査を実施（調査期間：8月30～9月1日）。現在、「頭皮ケア」を行っているかを聞いたところ、「行っている」と回答した人は26.1％となり、年代別の頭皮ケア実施率の調査では、50代～60代よりも20代～40代の実施率の方が高いことがわかった。20代～40代の頭皮ケア実施率が高い要因としては、頭皮ケア＝将来に向けたものというポジティブな意識があると推測される。

頭皮ケアを行っている・行いたい目的については、全体で「抜け毛を防ぐため」が50.8％でトップとなった。「発毛のため」が30代で急増し、30代で頭皮ケアの意識が変わることもうかがえる。その中で、20代では20.3％が「美肌のため」、13.6％が「顔のリフトアップのため」と回答し、若年男性は美容目的が比較的高いことがわかった。

そこで今回、男性の頭皮・髪・肌をケアするトータルメンズケアブランドである花王「サクセス」では、若年男性を中心とした頭皮ケアの意識変革に対応し、スキンケアの後に、より手軽に、丁寧にできる頭皮ケアを提案するべく、新商品「サクセス髪を育てるチャージエッセンス」をリリースした。

「サクセス髪を育てるチャージエッセンス」は、独自の有効成分「t－フラバノン（トランス－3,4’－ジメチル－3－ヒドロキシフラバノン）」を配合しており、髪の成長サイクルを改善し、太く長く強い髪を育てるという。また、ニコチン酸アミドを配合し、毛根に血液中の栄養を届け、抜け毛を防ぐとのこと。さらに、3種の保湿成分（ユーカリエキス、加水分解コラーゲン、濃グリセリン）を配合している。

また、従来製品の「サクセス薬用育毛トニック」は、炭酸ジェットで噴射するエアゾールタイプだったが、「サクセス髪を育てるチャージエッセンス」では、ワンプッシュでたっぷりの液が頭皮にまっすぐ届くロングプッシュスプレーを採用。ミスト状に広がらず、適度な勢いで髪の根元までしっかり液が行きわたり、すっきり爽快な使い心地となっている。髪や頭皮がべたつきにくい、さらっとしたエッセンスタイプで、逆さまでも使えるので、見えにくい後頭部にも使用しやすいという。ノンガススプレーのため、廃棄時のガス抜きも不要となっている。