コーセー、「AQ」から量子コンピュータを用いて計算した化粧品処方のクレンジング美容液「毛穴美容液オイル」を発売

コーセーは、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」のラグジュアリー価値を牽引する象徴ライン「AQ」から、世界で初めて(溶解度パラメータを用いた成分の選定および配合量の組み合わせの計算について)量子コンピュータを用いて計算した化粧品処方によって、毛穴の角栓への最適なアプローチを追求したクレンジング美容液「毛穴美容液オイル」(1品目1品種)を、5月16日から全国の百貨店・化粧品店・公式オンラインショップで発売する。

同社では2019年から、従来の延長線上にない“モノづくり”につなげるため、量子コンピュータ技術の化粧品開発への応用を模索してきた。その応用先として着目したのが、無数にある原料の種類や配合量の組合せから、目標品質に向けて最適な組み合わせを設計する“化粧品処方の開発”。高い演算能力をもつ量子コンピュータは、莫大な組み合わせの中から最良なものを選び出す、というこのプロセスで最も威力を発揮すると考え、システム開発に着手。2023年に、量子コンピュータと従来型のコンピュータを組み合わせたハイブリッド型アルゴリズムによって、高速に動作する化粧品の処方自動生成システムを立ち上げ、実際にクレンジングオイルの処方を自動生成することに成功した。

「毛穴美容液オイル」

同商品では、量子コンピュータのアルゴリズムによって計算された1000億通り以上の成分の種類と配合量の組み合わせの中から、角栓ケアにおける最適なアプローチを導き出した。毛穴の角栓は、タンパク質と脂質が年輪のように重なって固まる複雑な構造をしているため、除去が難しいという特徴がある。脂質である“皮脂”にアプローチする設計にしたことで、肌の負担感を抑えながら、日々の手入れでは落としきれない、毛穴に蓄積した角栓や黒ずみ、酸化皮脂を溶かし出し取り除く、高機能な処方を実現した。「コスメデコルテ」が長きにわたり積み重ねてきた皮膚科学の知見と、革命的な計算速度で新しい発想をサポートする量子コンピュータを掛け合わせることで生み出された、毛穴ケアの最適解なのだという。

肌を柔らかくときほぐすオイル美容成分を厳選して配合。余分な汚れは落としながら、ざらつきのないなめらかな明るい肌へと整える。摩擦感のない軽い伸び広がりで、角栓が詰まった毛穴のすみずみまで行きわたり、洗い流し後もすっきりとした心地のよい使用感とのこと。毛穴詰まりやざらつきが気になるところに部分的に使うことも、クレンジング料として顔全体に使用することも可能だという。アレルギーテスト済み(すべての人にアレルギーが起きないというわけではない)、アルコールフリー、鉱物油フリー、パラベンフリーとのこと。

香りは、ライン共通のフレッシュフローラルムスキーを採用した。金香木を中心に、月下美人、マグノリアなどの花々をブレンドしたフローラルとムスクの香りが、肌と心に深いやすらぎを与える。

容器デザインは、肌のキメの細やかな輝きを花のように繊細ながらも力強く表現したAQの共通パターンをキャップ部分にあしらい、ラグジュアリーな世界観を表現している。

[小売価格]1万1000円(税込)
[発売日]5月16日(金)

コーセー=https://www.kose.co.jp


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