マンダム、ギャツビー ヘアスプレー・ヘアフォームの缶容器において年間のアルミ使用量を25トン削減へ

マンダムは、アルミ缶を使用したギャツビーのヘアスタイリング剤7品において、容器としての性能や（耐圧）強度を保ちながら従来に比べてアルミ使用量を削減し軽量化した缶容器を採用し、4月出荷分から順次切り替える。対象商品合計での年間削減量は約25トン（2023年度の出荷実績をもとに算出（スラグでの算出）。スラグとはアルミをコイン状に加工した、缶に形成する前の状態のもの）となる。また、この軽量化に伴う温室効果ガスの削減は二酸化炭素換算で年間約335トン（2023年度の出荷実績をもとに二酸化炭素換算で算出）となる。

今回軽量化の対象となる商品はメンズコスメブランド「ギャツビー」から展開しているヘアスプレーとヘアフォーム計7品。セット＆キープスプレーやスタイリングフォームシリーズは発売から35年以上経つものもあるロングセラー商品で、多くの消費者に支持されており、ギャツビーは男性用ヘアスプレー市場（インテージSRI＋ 男性用ヘアスプレー市場 2022年4月～2024年3月 累計販売金額）、男性用ヘアフォーム市場（インテージSRI＋ 男性用ヘアフォーム市場 2022年4月～2024年3月 累計販売金額）においてブランドシェアNo.1を獲得しているす。

これまでも環境配慮対応としてセット＆キープスプレーにおいて肩カバーを削除し、プラスチックの削減にも取り組んできた。エアゾール商品に使用するアルミ缶容器においてはガス充填による内圧耐性の確保に加え、輸送・使用時の凹み防止のための強度が必要だが、今回のアルミ使用量削減においては従来品同等の基準を満たす性能・強度が確保できた。また、対象商品合計では年間出荷数量は約600万本（2023年度の出荷実績をもとに算出）であり、高いアルミ使用量削減効果が期待できることから軽量化した缶容器を採用するにいたった。

［切り替え日］4月出荷分から順次

マンダム＝https://www.mandom.co.jp