資源回収プログラム「FANCL リサイクルプログラム」、使用済み化粧品容器の回収を全国の直営店舗に拡大

ファンケルは、独自の資源回収プログラム「FANCL リサイクルプログラム」の実施を、3月末までに全国にある183店の直営店舗のうち一部の店舗を除く174店に拡大する。

2021年7月に神奈川と東京の6店舗から開始したこのプログラムは、消費者や各自治体の協力とともに実施店舗を徐々に拡大し、今年の3月末までにほぼ全国の直営店舗で回収が可能になる。また3月中旬からは、現在回収している21品目から新たにビューティブーケブランドの5品目を追加し、26品目を回収対象とする。

このプログラムを通じ昨年末までに、使用済みの化粧品PET容器約5万2000本を回収した。回収した容器は協力会社で一部を植木鉢にマテリアルリサイクルし、緑豊かな街づくりに貢献している。

同プログラムに関わっている従業員による紹介動画を制作した。企画主旨や活動内容のほか、回収した容器の分解・洗浄・乾燥を担当している特例子会社ファンケルスマイル（障がいのある方の自立支援を目的に1999年2月に設立した同社の特例子会社）の従業員が作業への想いを語ったコメントなど、このプログラムが環境への貢献だけでなく、ダイバーシティ＆インクルージョンの推進にもつなげていることを紹介している。今後この動画を活用し、さらなる同プログラムの認知拡大を図る。

同社の企業ブランドサイト「FANCL そこまでやりますチャンネル」の「FANCL SDGs NEWS」で、同プログラムとファンケルスマイルの紹介をしている。こちらもぜひ見てほしいとのこと。

ファンケル＝https://www.fancl.jp/index.html