鈴廣蒲鉾本店、「ぷちかま」と「しそかをり巻」のパッケージ、プラスチックを最大36％削減しリニューアル発売

鈴廣蒲鉾本店（以下、鈴廣）は、主力5商品「ぷちかま 各種（プレーン・チーズ・明太マヨ）」と、「しそかをり巻（8本入・4本入）」を環境に配慮したパッケージに刷新して発売する。今回のリニューアルによって、従来品と比較して年間約1.5トンのプラスチック削減（2022年製造実績から算出）を見込んでいる。

鈴廣は海のいのちを扱う企業として、環境に配慮した商品づくりを進めている。中でもプラスチックの削減は気候変動や海洋汚染などの環境問題を解決する上で最も重要な課題のひとつとなっている。原材料費や包装資材の価格が高騰している背景を追い風に変えて、パッケージの見直しに取り組んだ。

パッケージリニューアルのポイントとして、プラスチック使用面積、最大36％削減している。包装形態を変更したことによって、巾着商品は包装フィルム面積の縮小と巾着部分で使用していたプラ素材のテープを削減した。「ぷちかまシリーズ」プラスチック使用量約27％（従来品比）、「しそかをり巻8入」プラスチック使用量約36％（従来品比）削減した。

また、蓋付きトレー商品は蓋をなくした包装形態に変更する。「しそかをり巻4入」プラスチック使用量約12％（従来品比）を削減した。

バイオマスプラスチック、ボタニカルインキを採用している。「しそかをり巻4入」はバイオマス原料を25％配合したトレーを使用する。外装パッケージの印刷には植物由来のボタニカルインキを採用した。

シンプルな形だからこそ、存在感のあるグラフィックデザインにした。人気商品のぷちかまシリーズは、これまでの「小田原城」や「梅」のモチーフを踏襲しつつ、鮮やかな色味と大きく描いた「ぷち」の文字でさらに存在感を引き立たせた。小田原箱根土産として、自宅用やちょっとした手土産にも利用できる。

［発売日］3月1日（水）

鈴廣蒲鉾本店＝https://www.kamaboko.com/