- Drink&Food2023/06/07 14:07
コカ・コーラシステム、「い・ろ・は・す」がブランドテーマを「ごくごく自然に未来を変える水」に刷新、体験型キャンペーンも開始
コカ・コーラシステムは、5月15日から厳選された日本の天然水を使用したナチュラルミネラルウォーターブランド「い・ろ・は・す」において、新しいテーマ「ごくごく自然に未来を変える水」を掲げている。今回のブランドテーマ刷新にともない、同日から新CMやスマートフォンで参加するだけで気軽にサスティナビリティに貢献できるキャンペーンを全国で開始した。また、「サスティナビリティに関する意識調査」では「自分にとっても心地よい」ことを重視する傾向が明らかになった。
2009年に発売開始した「い・ろ・は・す」は、「日本生まれの天然水を、おいしく飲み、しぼって(つぶして)、リサイクルする」という、簡単に楽しく参加できるエコアクションを提案し、当時まだ堅苦しいイメージのあった「エコ」の常識を大きく変えた。その後も「おいしい」と「環境にいい」を両立したナチュラルミネラルウォーターブランドとしての在り方を常に探求し続け、2020年3月には、「い・ろ・は・す 天然水 100%リサイクルペットボトル」、同年4月に「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス 100%リサイクルペットボトル」を発売した。
「い・ろ・は・す」誕生から14年、「エコ」や「環境配慮」は社会に広く浸透し、世の中の意識は大きく変化している。「い・ろ・は・す」が実施したサスティナビリティに関する意識調査によると、サスティナブルアクションで重要なポイントは、全世代共通で「無理なく」「簡単に」「自然体」で取り組めることであることが明らかになった。一方、サスティナブルアクションに対する意識には世代ごとに差があることが判明した。Z世代(Z世代:1997~2012年生まれ(15~27歳))はサスティナブルアクションの動機として「自分にとって心地よいから」21.8%、「金銭的にメリットがあるから」20.4%など「自分のやりたい行動」として自然に実践している傾向が表れた。一方、ベビーブーム世代(ベビーブーム世代:1954~1964年生まれ(59~69歳))は48.6%の人が「環境配慮への義務」から行動を起こしている結果となった。世代ごとに意識の違いがあるものの、全世代の約9割が「無理なく」「簡単」に取り組むことを重視していることから、“サスティナブルな行動こそ無理なく自然体で行える行動であるべき”という兆候が明らかになった。
自然体のサスティナブル志向が今後主流となる兆しを受けて、今回「い・ろ・は・す」はブランドテーマを「ごくごく自然に未来を変える水」へと進化させた。昨年12月に新たに「心地よさ」の要素を加えてリニューアルしたボトルの全国発売を皮切りに、より一層人と地球の心地よさを一番に考え、「ごくごく自然に出来るサスティナブルな行動」を推進するという。
ブランドテーマの進化にともない、5月15日から阿部寛さん、浜辺美波さんが出演し、「い・ろ・は・す」の新しいサスティナビリティを表現する新CM「い・ろ・は・す ごくごく自然に未来を変える水篇」(30秒)、「い・ろ・は・す ごくごく自然に未来を変える水 阿部寛篇」(15秒)、「い・ろ・は・す ごくごく自然に未来を変える水 浜辺美波篇」(15秒)を放映している。
新CMの公開に合わせて、阿部寛さん、浜辺美波さんによるサスティナビリティに関するスペシャル対談「ごくごく自然に未来を変える6つの質問」を5月15日から公開中だ。
さらに「い・ろ・は・す」は、誰でも気軽に“ごくごく自然に”サスティナビリティへ貢献できる体験キャンペーンを開始する。同キャンペーンは製品を購入した後、スマートフォンで参加するだけで自然環境を守る活動団体に寄付ができる。
参加方法は、「い・ろ・は・す」製品を購入し、ラベルに記載の二次元コードをスマートフォンで読み込む。またはCoke ON対応自動販売機で対象製品をCoke ONに接続して購入する。表示されるバナーからキャンペーンサイトにアクセスしブロックを1個獲得する。参加者がブロックを積むことでオブジェがつくられ、ブロック1個につき1円が森・山・川・海を守る活動団体に寄付される。自分が積んだブロック数に応じて、サスティナブルを感じることのできる体験やグッズに応募できる。なお、獲得できるブロックは、一人1日1回1個までとなる。当選は、第1弾の期間中に各コース一人1賞品1回までとなるという。実施期間は、第1弾が5月15日~8月27日の23時59分まで。第2弾は8月28日からの開始を予定している。
また、「い・ろ・は・す」では、14年振りのブランドテーマ刷新に際して全国の10代~60代の男女1200人を対象に、「サスティナビリティに関する意識調査」を実施した。
今回の調査結果では、サスティナブルアクションを行う理由は世代ごとに特徴があることが判明し、ベビーブーム世代は環境配慮への義務感、Z世代は行動自体の心地よさによる回答が多い結果となった。世代ごとに意識の違いがあるものの、大多数の人が「無理なく」「簡単」に続けられることの重要性を感じていることから、“サスティナブルな行動こそ無理なく自然体で行える行動であるべき”という兆候が見られた。このことから飲んで・使って心地よいリサイクルPETボトルを追求する「い・ろ・は・す」は、これからの未来に向けて、一人ひとりに合った「ごくごく自然なサスティナブルアクション」を推進する。
まず、サスティナブルアクションを行う理由として、全世代で「自然なことだから」と回答する人が37.4%で最も多い結果となった。また、「自然なこと」と感じている人のうち、ベビーブーム世代は「そうするべきだから(義務感)」47.0%、「社会に貢献できるから」43.0%と答え、環境配慮への義務感から行動することが自然なことと考えられていることがわかった。一方Z世代では、回答に多様性がみられるものの、「金銭的なメリットがあるから」23.8%、「自分にとって心地よいから」21.4%と、自分のやりたいこととして自然に行動を起こしている傾向が明らかになった。
「今後サスティナブルアクションを通して社会に貢献していきたいと思うか」という質問に対し、Z世代の42.0%が「今まで以上に貢献したい」と回答した。義務感からアクションを起こすベビーブーム世代に比べて約10ポイント高い結果となったことから、無理なく自然体に行うことがより一層サスティナブルアクションにつながる傾向が見られた。
さらに、「今まで以上/今まで通りにサスティナビリティに貢献できる行動をしたい」と回答した人の理由として、Z世代は「その行動が好きだから」が22.8%と、他の世代と比較し約2倍も高い結果となった。ベビーブーム世代は「環境のためにやらないといけないことだから」50.0%、「深刻な問題だから」44.7%と、ここでも自然環境配慮への義務感が行動の理由として高い結果となった。
「実施できていないサスティナブルアクションに対し、どのような要素があれば取り組みやすくなると思うか」という質問に対し、「自分の生活に無理がない方法」53.6%、「経済的な負担がない/少ない」42.1%、「簡単に貢献できるもの」32.5%という結果になった。
また、世代ごとに意識の違いがあるものの、全世代の約9割がサスティナブルアクションにおいて「無理なく」「簡単」「楽しい」など、自然体で取り組める要素を重視していることが明らかになった。
普段行うサスティナブルアクションに関する質問に対し、全世代共通で「ごみの分別を行う」、「節電・節水を心がける」、「エコバッグを持ち歩く」のアクションに対する回答が8割を超え、いずれもZ世代に比べてベビーブーム世代が高い割合で行っている。一方、「SNSなどでサスティナブルに関する発信を行う」や「ボランティア活動に参加する」において、Z世代はベビーブーム世代に比べて16ポイント以上高いことから、Z世代は他者を巻き込んだアクションを起こすことが他の世代に比べて多く、ベビーブーム世代は自身で完結できるアクションに多数取り組むという特徴がわかった。
[調査概要]
調査期間:4月27~28日
調査方法:インターネット調査
調査対象:10~60代の男女1200人
調査エリア:全国
※Z世代:1997~2012年生まれ[15~27歳]
Y世代:1981~1996年生まれ[28~43歳]
X世代:1965~1980年生まれ[44~58歳]
ベビーブーム世代:1954~1964年生まれ[59~69歳]
日本コカ・コーラ=http://www.cocacola.co.jp/
「い・ろ・は・す」ブランド=https://www.i-lohas.jp/