UCC上島珈琲、「ホンジュラス エル・プエンテ農園 ゲイシャ」をコーヒー豆挽き売り業態16店舗およびECで発売

UCC上島珈琲（以下、UCC）は、UCCが直営で展開するコーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」・「カフェノバール」16店舗、UCC公式オンラインストアにおいて、スペシャルティコーヒーの代表ともいわれる希少品種“ゲイシャ”種の「ホンジュラス エル・プエンテ農園 ゲイシャ」を6月5日に発売した。

UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしている。

今回コーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」等で販売する「ホンジュラス エル・プエンテ農園 ゲイシャ」は、コーヒーの権威ある国際品評会、カップ・オブ・エクセレンスのホンジュラス大会で2016年に優勝した「エル・プエンテ農園」で収穫されたコーヒーとのこと。スペシャルティコーヒー界でもその品質の高さで知られる「エル・プエンテ農園」のゲイシャは、白い花をイメージさせる可憐で華やかな甘い香り、スウィートでまろやかな味わいが特長となっている。

UCCグループでは、以前から「エル・プエンテ農園」を訪れ、農園主マリサベル氏と交流し、農園の様子やその品質の高さから、買い付けを行い、「UCCカフェメルカード」やカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」の専用カプセル等で届けてきた。今回、ゲイシャの華やかな味わいをぜひ消費者に楽しんでもらいたいと販売に至った。「UCCカフェメルカード」・「カフェノバール」でエル・プエンテ農園のゲイシャを扱うのは、今回が初めてとなる。

ゲイシャは、コーヒーの2大種の一つ「アラビカ種」に属する品種の一つで、エチオピア南部にある「ゲシャ」という地域で見つかったことが由来とされ、21世紀のスペシャルティコーヒーを象徴する品種ともいわれている。一躍“ゲイシャ”が知られるきっかけになったのは、2004年。パナマで開催されたコーヒーの国際品評会でゲイシャが審査員の高評価を得た結果、その後開催されたオークションで当時の落札最高金額を更新。“ゲイシャ”はスペシャルティコーヒー業界から瞬く間に注目を集め、高級スペシャルティコーヒーとして広く知られるようになった。他の品種のコーヒーとは一線を画すような華やかな甘い香りを持ち、多くのファンを魅了する一方、適した栽培環境は、1500m以上の高地の斜面といわれ、栽培エリアは限定され、機械ではなく手摘みが中心となる。さらに1本あたりの収穫量は、他品種の半量ほどにとどまるなど生産量が極めて少ないことから、非常に希少性の高いコーヒーとなっている。

エル・プエンテ農園は、2007年にゲイシャの植樹を開始した。このコーヒーはホンジュラスで栽培されている他の品種より風味特性に優れており、2016年にはゲイシャがカップ・オブ・エクセレンス（COE）で優勝し、注目を集め続けている。農園主のマリサベル氏は4代続く名門農園で生まれ育ち、2016年COE優勝後も日々コーヒーに真摯に向き合っている。隅々まで農園を丁寧に手入れし、栽培方法はもちろんのこと、品種選定や精製方法まで日々試行錯誤を繰り返している。買い手が品質を確かめたのちに農園主と直接交渉を行う取引がほとんどを占めるため、品質向上にむけた投資にも積極的で、おいしいコーヒーづくりに手間暇を惜しまない。

［小売価格］3780円（税込）
［発売日］6月5日（月）

UCC上島珈琲＝https://www.ucc.co.jp/