月桂冠、実験的な日本酒を試作段階で商品化するプロジェクトの新商品「Gekkeikan Studio no.1.1」を計500本限定発売

「Gekkeikan Studio no.1.1」

月桂冠は、実験的な日本酒を試作段階で商品化するプロジェクト「Gekkeikan Studio」の新商品「Gekkeikan Studio no.1.1」(720mLびん)を、7月7日から、月桂冠直営のインターネットショッピングサイト「月桂冠オンラインショップ 本店」と「月桂冠大倉記念館」(京都市伏見区)の売店とで、計500本を限定発売する。

プロジェクトの第一弾として2021年12月に発売した「Gekkeikan Studio no.1」は、消費者へのアンケートなどを通じて、メロンの果肉を思わせるジューシーな味わいに大きな反響を得たという。その好評の声に応えて、今回「Gekkeikan Studio no.1.1」として、ジューシーさと香りをさらにアップし、メロンの果肉感をより実感できるよう進化させ、新たに発売するもの。

味わいはメロンの果肉を思わせるジューシーな味わいが特長とのこと。月桂冠総合研究所によって見出された独自酵母が生み出す、驚くほどのメロンを思わせる香り成分を、造りの見直しによってアップした。さらに、アッサンブラージュ(複数の酒質を組み合わせる手法)によって、まろやかな口当たりのにごり酒を従来に比べて倍増させ、メロンの果肉感を強化した。

「Gekkeikan Studio no.1.1」

2021年12月「Gekkeikan Studio no.1」の発売時、消費者にアンケートした結果、「日本酒とは思えない味に驚いた」「日本酒感が少なく飲みやすい」などのコメントと共に9割近い人が「おいしい」と評価した一方、「甘みが強い」「もっとメロン感がほしい」という意見が寄せられていたことを、今回の品質発展につなげた。

パッケージは、シリーズ全体を通して、ラベルの正面を1枚のキャンバスに見立て、お酒の味わいをイメージした意匠を描いた。「Gekkeikan Studio no.1.1」では、フルーツのようなアロマと果肉のような感覚を、横に引いたラインの太さに強弱のグラデーションをつけてビジュアル化している。従前のモノクロラベルに、黄緑色のカラーでラインを加えることで、今回の進化した香味を表現している。背面は研究所の試験管に貼られたシールのごとく、商品判別のための記号化されたラベルをイメージした意匠とした。今回の商品名を示す「no.1.1」の文字は手書き風に表示し、消費者が開発メンバーの一人として参加している雰囲気を楽しんでもらいたい、という意図を込めている。

[小売価格]3300円(税込)
[発売日]7月7日(金)

月桂冠=https://www.gekkeikan.co.jp/


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