日本緑茶センター、フルーツ＆ハーブティーの新シリーズ「フルーツ オブ ザ ワールド」を発売、「地中海ピーチ」など4種類を展開

日本緑茶センターは、ドイツの老舗ハーブティーブランド「ポンパドール」のフルーツ＆ハーブティーラインアップを「フルーツ オブ ザ ワールド（FRUITS of the World）」としてリニューアルし、新商品「地中海ピーチ」「4アソート フルーツティー」を8月25日から発売する。あわせて、既存商品「スパニッシュオレンジ」「ターキッシュアップル」「イタリアンレモン」のデザインをリニューアルして発売する。8月22日に行われた新商品発表会では、新シリーズ「フルーツ オブ ザ ワールド」の概要や商品特長について紹介した他、マインドフルネス講師としてマインドフルネス瞑想協会の吉田昌生代表理事を迎え、「地中海ピーチ」を飲みながら、誰でも簡単にできるマインドフルネス瞑想をレクチャーしてもらった。

「当社は、1969年の創業以来、『世界中から集めたハーブとお茶を通じて暮らしに文化とゆとりを提供する』ことを目指し、消費者に安全と安心を届けるために力を注いできた。現在は、ハーブ業界のパイオニアとして、ハーブティー『ポンパドール』や調味料『クレイジーソルト』を中心に消費者に愛されるさまざまな商品を提供している」と、日本緑茶センターの北島大太朗社長が挨拶。「『ポンパドール』は、創業時から輸入販売を行っているが、当時の日本はハーブティーの黎明期であり、『ハーブ』という言葉自体に馴染みがなかったため、『フラワーティー』という名称で発売した。1980年には、国内でさらにハーブを広めるべく、食事や料理に使用できるハーブ・スパイスミックス調味料『クレイジーソルト』の輸入販売を開始した」と、主力商品の「ポンパドール」および「クレイジーソルト」を輸入した背景を語る。

「その後、ハーブ業界での実績が認められ、駐日モロッコ大使館からの要請を受け、1995年から『アルガンオイル』の普及促進事業に着手。また、1996年には、中国茶カフェ『茶語（Cha Yu）ALAN CHAN TEA ROOM』を新宿高島屋にオープンした。2012年には、おいしく満足できるデカフェ紅茶を提供するべく、カフェイン0.00gでも本格的な味わいを楽しめる『やさしいデカフェ紅茶』を発売。そして今回、フルーツ＆ハーブティーのラインアップを刷新し『フルーツ オブ ザ ワールド』シリーズとして販売開始する」と、多彩なラインアップを展開し、ブランド育成に取り組んでいると説明する。「今後は、ハーブティーを、日本でより身近な飲料にするべくプロジェクトを進めており、日本市場に合わせた『ポンパドール』や『クレイジーソルト』を輸入各国と共同開発している。また、自然環境の保全に配慮した商品や健康を意識した商品を積極的に輸入販売する他、身体だけでなく心も満たせる商品を開発・販売していくことも計画している」と、今後の事業展開についても発表した。

続いて、日本緑茶センターの浦島寛子常務が、リニューアルした「フルーツ オブ ザ ワールド」の特長を紹介した。「ハーブティー市場は、健康意識の高さなどを背景に年々上昇傾向にある。この市場の伸びをけん引しているのがフルーツティーで、ハーブティー市場におけるフルーツティーの構成比は、20年間で約10％もアップしている」と、ハーブティーのニーズは年々に高まってきているのだと訴える。「一方で、ハーブに苦手意識がある人や、飲んだことのないハーブティー商品は購入しづらいという人が多いのも実状だった。そこで今回、フルーツティーな味わいでハーブティー初心者の人でも試しやすい味わいのフルーツ＆ハーブティーを『フルーツ オブ ザ ワールド』シリーズとして発売する。特に、健康・自然・本物志向が高く、好奇心旺盛な20～40代女性をメインターゲットに、多くの消費者にハーブティーの魅力を知ってもらえるきっかけを作っていきたい」と、新シリーズを展開する狙いを述べた。

「『フルーツ オブ ザ ワールド』シリーズでは、世界各国のフルーツのおいしさを詰め込んだ、『地中海ピーチ』『スパニッシュオレンジ』『ターキッシュアップル』『イタリアンレモン』の4種類をラインアップした。フルーツや果汁ビッツ（果汁を凝縮した顆粒原料）をブレンドしてフルーツ感や甘みを出すことで、ハーブティー初心者にも飲みやすいフルーティーな味わいに仕上げている」とのこと。「カフェイン0のため、時間を気にせずいつでも飲むことができる。また、各商品のカロリーは約5kcal／ティーバッグ（熱湯240ml／ティーバッグの抽出液の場合）で、フルーツやハーブ、はちみつで甘味を調整している」と、カフェインやカロリーが気になる人も、リラックスタイムに安心して飲むことができるとアピールした。「商品パッケージの前面や上部は、4つの国と地域特産のフルーツをイメージしたデザインとなっている。パッケージを眺めて、その場所へ思いを馳せながら、くつろぎティータイムを過ごしてほしい」と、こだわりのパッケージにも注目してほしいと話していた。

ここで、マインドフルネス講師として、マインドフルネス瞑想協会の吉田昌生代表理事が登壇し、「フルーツ オブ ザ ワールド」の新商品「地中海ピーチ」を使ったマインドフルネス瞑想をレクチャーした。「マインドフルネスは、今この瞬間に意図的に注意を向けて、評価や判断などを入れずに、ありのままを感じるというもの。例えば、自分の呼吸に意識を向けると、息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くと縮んでいくことに気づく。10呼吸ほど、これに意識を集中し、また戻す。こうしたマインドフルネスを繰り返すことで、前頭前野が鍛えられ、環境調整能力が向上し、不安やストレスが軽減することが明らかになっている。また、創造性も高まるといわれている」と、マインドフルネスの効果について解説する。

そして、「地中海ピーチ」を飲みながらマインドフルネス瞑想を実践。「他のことは考えずに、すべての注意を『地中海ピーチ』に向けて、五感で味わってほしい。まずは、色に意識を向け、フルーツ＆ハーブティーの温かさを感じる。次に、香りに意識を向け、ゆっくりと口の中に入れて味を感じる。最後に、ゆっくり飲み込みながら、のど越しや胃の中に広がっていく感覚に意識を向ける。これによって、『地中海ピーチ』の美味しさをさらに感じることができると共に、自分自身をリセットすることにもつながる」と、飲む一連の行為すべてに意識を向けることで、五感が研ぎ澄まされた状態で「地中海ピーチ」を楽しむことができると教えてくれた。

「地中海ピーチ」は、地中海に降り注ぐ太陽を浴びたみずみずしいピーチを思わせる、甘くフルーティーな香りと味わいのピーチ果汁ビッツをブレンドした、フルーツ＆ハーブティー。パッケージ前面や上部には、ピーチやパッションフルーツのイラストを配置し、ジューシー感あふれる、果実のみずみずしさを表現した。また地中海の人気観光地、ギリシャ・サントリーニ島の教会、パリの凱旋門などを入れて、地中海の美しい風景をイメージさせる世界観のデザインを採用している。

10ティーバッグパッケージをリニューアルした「スパニッシュオレンジ」は、スペインのみずみずしいオレンジを思わせる、爽やかな味わいの濃縮オレンジ果汁ビッツをブレンドしている。

「ターキッシュアップル」は、トルコの自然の恵みを浴びたアップルを思わせる、甘く爽やかな味わいのフルーツ＆ハーブティー。アップルを50％以上使用し、ローズヒップやイチジクをブレンドしてエキゾチックな味わいに仕上げている。

「イタリアンレモン」は、イタリアの新鮮で香り高いレモンを思わせる爽やかな味わいに、やさしい甘さのはちみつビッツをブレンドしたフルーツ＆ハーブティーとなっている。この他、今回のリニューアルにあわせて、4種のフルーツ＆ハーブティーが手軽に楽しめるアソート商品「4アソート フルーツティー」を発売する。

［小売価格］
地中海ピーチ：10ティーバッグ 324円／20ティーバッグ 594円
スパニッシュオレンジ：10ティーバッグ 324円／20ティーバッグ 594円
ターキッシュアップル：10ティーバッグ 324円／20ティーバッグ 594円
イタリアンレモン：10ティーバッグ 324円／20ティーバッグ 594円
4アソート フルーツティー：8ティーバッグ 378円／18ティーバッグ 648円
（すべて税込）
［発売日］8月25日（金）

日本緑茶センター＝http://www.jp-greentea.co.jp/
ポンパドール ブランドサイト＝https://www.jp-greentea.co.jp/brand/pompadour/