- Drink&Food2023/09/01 18:28
サンクトガーレン、チーズ製造時に出るホエイとブルーベリーを使ったビール「ホエイサワーエール ブルーベリー」を発売
神奈川県厚木市の地ビールメーカー、サンクトガーレンは、茅ヶ崎市のチーズ工房Osteria e Bottega S (オステリアエボッテガエッセ)でチーズ製造時に出るホエイと、ブルーベリーを使ったビール「ホエイサワーエール ブルーベリー」を9月7日から販売する。
乳酸菌のフルーティーな酸味に、ブルーベリーで甘みをプラスした。泡まで紫色で、一見ジュースのようにも見える。その見た目を裏切らない甘酸っぱい味わいで、ビールの概念が覆される。アルコールは4.0%となっている。
チーズは牛乳から作られるが、実際に固まってチーズになるのは牛乳の1割ほど。残りの9割はホエイとなり廃棄される。このホエイには乳酸菌やビタミン、ミネラル、タンパク質などが詰まっている。設備をもっている大きな工場では粉末にしてプロテインなどに活用されているが、小さなチーズ工房では廃棄するしかなく、何かに使えないか、と相談を受け、開発に着手した。
一般的なビールに“酸”は好ましくない味のため、乳酸菌をビール工場に持ち込むのは危険な行為だという。そのためこのビールの製造日には乳酸菌が他のビールに混入しないよう通常業務は一切ストップ。排気口などタンクの開いている部分はすべて塞ぎ、製造後はすべての部品を分解洗浄するなど、かなりの緊張感の下での作業になった。
[小売価格]539円(税込)
[発売日]9月7日(木)
サンクトガーレン=https://www.sanktgallenbrewery.com/
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