- Drink&Food2023/10/18 20:35
TWOとナチュラルローソン、プラントベースフードブランド「2foods」の人参や白いんげん豆・豆乳などを使用した商品4種を発売
プラントベースフードブランド「2foods(トゥーフーズ)」を手掛けるTWOは、ナチュラルローソンと初めてコラボレーションを実施し、4種の共同開発商品を10月17日からナチュラルローソン店舗で販売開始した。同日行われた「ナチュラルローソン」×「2foods」商品説明および試食会では、ナチュラルローソンと2foodsがコラボレーションを実施することに至った経緯や、発表した商品のこだわりポイントなどを紹介した。
「過去4年間米国のプラントベース市場は拡大を続けており、2021年から2022年にかけて6.6%の伸長を記録した。この背景には、プラントベースフードのカテゴリの広さが挙げられる。肉、卵のようなわかりやすい代替食品以外にも幅広い種類のカテゴリでプラントベースフードが伸長している」と、米国のプラントベースフード市場について解説するTWO PRの清信秦江氏。「プラントベースフードは店舗での売上が大部分を占めている点も伸長につながっているとみられる」と、店頭でプラントベースフードを知り手に取ってみる消費者が多いのではないかと分析していた。
「一方で、国内の消費者はプラントベースフードについて『健康に良い』ことに魅力を感じている」と、調査会社が実施したアンケート結果を紹介する。「さらに、『美容に良い』という意見も見られたことから、美と健康をコンセプトにしているナチュラルローソンとは親和性が高いと感じ、今回のコラボレーションに至った」と、コラボに至った背景について教えてくれた。「また、アンケート調査ではプラントベースフードの気になること、不安なことを聞いており、『美味しさ』への不安を抱えるひとは4割以上もいた」と、健康や美容によい素材であるだけに、美味しさは二の次なのではないかと考える消費者も少なくなかった。「今回のコラボでは、利用頻度の高いコンビニというリテールで、美味しさや見た目にこだわったプラントベースフードを発売することで、プラントベースフードの拡大につなげていく」と、プラントベースフードの認知度拡大につなげていきたい考えを示した。
「次世代のフードカルチャーを創るプラントベースフードとして誕生した『2foods』は、素材・工業化商品を開発し、実店舗やECで販売、さらには小売店で販売している。現在は東京都内に3店舗を展開しており、来年からは全国にFC展開を予定している」と、「2foods」について紹介。「工業化商品では、美味しさと健康という2つを追及し、新たな食習慣を提案するサブブランドとして『2Protein』、『2Energy』を展開している。また、新しい食のスタンダードを提案する代替食品のサブブランド『Ever』や、美味しさややみつき感を追及したサブブランド『ヘルシージャンク』もラインアップしている。こうした『2foods』の素材を活用した商品をナチュラルローソンで販売することで、プラントベースの美味しさや価値をより身近に伝えていく」と、ナチュラルローソンとのコラボでプラントベースフードの裾野拡大につなげていくと意気込んだ。
次に、コラボフェア企画について、ローソン 商品本部 ナチュラルローソン商品部長 中桐崇氏が説明した。「ナチュラルローソンは、2001年にコンビニ業界初の健康サポートに特化した店舗としてオープン。充実した青果売場や自然食品が特徴で『美と健康』をテーマに東京、神奈川、埼玉、千葉で131店舗(9月末現在)を展開している」と、ナチュラルローソンが誕生した背景について紹介する。「これまで社会の変化に合わせた商品を展開。2006年にはフェアトレードチョコレートを販売、2011年からはスワンベーカリーと協業。2019年には紙製容器弁当を販売し、2020年から量り売りを開始するなど、健康や環境について、ローソンに先んじて商品を販売している」と、消費者のニーズや社会の変化にいち早く対応した商品やサービスを導入していると力説する。「そして、新たな健康・環境取り組みとして、『プラントベースフード』を強化していく」とのこと。「日本トレンドリサーチの調査によると、77.0%がプラントベースフードを知らなかったと回答も、その半数以上は食べてみたいと潜在的な需要は高いと思われる。こうしたニーズに応えるために、『2foods』とコラボし、おいしいプラントベースフードを体感してもらいたいと思っている」と、プラントベースフードをコンビニで手軽に楽しめるように商品の定着化も図っていきたいと訴えた。
ナチュラルローソンは、プラントベースフードブランド「2foods」と共同開発した弁当、サラダ、インストアベーカリー、デザートの4品を、10月17日から11月6日までの3週間販売する。この4品について、ローソン 商品本部 ナチュラルローソン商品部 シニアマーチャンダイザー 山崎敦史氏とTWO Strategic Planning&Sales 井上怜子氏が紹介した。
「『ふわとろプラントベースオムライス』は、ホワイトペッパーで仕立てたケチャップライスに、人参と白いんげん豆から作った“たまごじゃないたまご”のプラントベースエッグ『Ever Egg』を合わせたオムライスとなっている」と山﨑氏。「『Ever Egg』は2foods店舗でも人気のオムライスを実現したふわとろ食感が特徴となっている」と井上氏が補足してくれた。
「『10品目の彩りサラダ』は、キャベツ、紫キャベツ、レタス、人参、ブロッコリー、さつまいも、かぼちゃ、グリーンカールに、大豆ミートを揚げたフリット、シュレッドチーズを再現したココナッツオイルをトッピングした。スモーキーなナッツドレッシングは、ビーツパウダーを入れることで色鮮やかな見た目にしている」と山崎氏。井上氏は、「ビジュアルにこだわった。見た目も楽しめる驚きと満足感のある美味しさが特徴となっている」と話していた。
「『濃厚メルティガトーショコラ』は、微粉砕した玄米粉、豆乳、豆乳バターを使用し、カカオ分80%のカカオチョコレートを合わせ、なめらかな口どけに仕立てたガトーショコラとなっている」と山﨑氏。井上氏は、「食感は『2foods』のガトーショコラのように濃厚で、高級感のある華やかな見た目になっている」と述べていた。
「『ラズベリーベイクドドーナツ』は、乳やバターの代わりに豆乳を使用して焼き上げたドーナツ。ふんわり生地にラズベリーとレモン果汁、砂糖で仕立てたグレーズでコーティングしている」と山崎氏。「生地とグレーズの食感にこだわりジューシーさを表現した。砂糖が溶けた時の食感も楽しめる商品となっている」と井上氏が補足していた。【PR】
[小売価格]
ふわとろプラントベースオムライス:697円
10品目の彩りサラダ:581円
濃厚メルティガトーショコラ:416円
ラズベリーベイクドドーナツ:397円
(すべて税込)
[発売日]10月17日(火)
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