雪印メグミルク、12月1日から家庭用乳食品・市乳商品および業務用商品を値上げ

雪印メグミルクは、家庭用乳食品・市乳商品および業務用商品のそれぞれ一部商品につきいて、12月1日から値上げする。

国内の酪農経営を取り巻く環境は、国際的な穀物・エネルギー等の価格高騰や円安の影響によって急激に上昇した生産コストが高止まりし、厳しい状況となっている。

このような状況の中、酪農生産基盤を守り、国産牛乳・乳製品の安定的供給を図るため、同社は12月から一部用途向け生乳取引価格（以下、乳価）を引き上げることで生産者団体と合意した。

また、包装資材、物流費、人件費等は上昇しており、エネルギーコストについても高止まりしている状況にあるという。

同社としても、様々なコスト削減策にて内部吸収すべく取り組みを進めているが、これらのコストアップは企業努力による吸収の範囲を超えるものであることから、値上げを実施するという。

対象商品は、家庭用乳食品のバター5品、市乳商品（市販用）の白物乳飲料、色物乳飲料、クリーム6品、業務用のバター類、ホイップクリーム類等106品となる。

改定内容は、家庭用乳食品の小売価格を4.8％～7.0％、市乳商品（市販用）の小売価格を1.7％～4.7％、業務用バター類の出荷価格を2.5％～11.8％、ホイップクリーム類等出荷価格を0.8％～5.5％、値上げする。

［改定日］12月1日（金）

雪印メグミルク＝https://www.meg-snow.com/