伊藤園、来年2月1日出荷分から野菜系飲料製品51品を値上げ

伊藤園は、一部の飲料製品の出荷価格を、来年2月1日の出荷分から値上げする。

同社は消費者に満足してもらえる製品の安定的な供給を目指し、これまで生産・輸送・販売等におけるオペレーションの効率化、生産性の向上といった様々な企業努力を積み重ねてきた。

しかしながら、野菜系飲料に使用されている野菜汁や果汁・果物は、原産国の天候不順による不作や病害の影響によって、世界的に供給がひっ迫し価格が高騰している。また、エネルギー費や物流費・人件費の高騰といった社会・業界全体におけるコスト上昇の継続、また包材などの資材価格の高騰などがさらに続くことが想定される。この様な影響もあり、これまでの企業努力だけではコストの上昇を吸収し続けることが困難な状況となっている。そこで今回やむを得ず、一部の飲料製品の出荷価格を引き上げる。

対象製品は野菜系飲料製品51品（190g缶～1リットル紙）で、改定率は出荷価格を＋4.8％～15.8％値上げする。なお、対象製品のうち小売価格を設定している製品においては、価格改定実施日からオープン価格となる。

［改定日］2024年2月1日（木）出荷分から

伊藤園＝https://www.itoen.co.jp/