- Drink&Food2023/11/01 19:46
山形のお米「雪若丸」、新米発表と田中圭さんが審査員を努めた「雪若丸アイデアおにぎりレシピコンテスト」を開催
山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部は、10月31日に、山形のお米「雪若丸」の新米を発表。さらに「雪若丸アイデアおにぎりレシピコンテスト」決勝審査を開催した。発表会には、「雪若丸」のイメージキャラクター就任6年目である俳優の田中圭さんが登壇し、CMの振り返りや、雪若丸への期待や感想を話した。また今回、「雪若丸アイデアおにぎりレシピコンテスト」と題し、「雪若丸」の魅力を広め、おいしさを発信することを目的に、創意工夫をこらしたアイデアおにぎりレシピを募集。田中圭さんにはコンテストのスペシャル審査員として、発表会のステージでファイナリストのアイデアレシピを試食し、優勝者の選考を行った。
山形のお米「雪若丸」の新米について、山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部・本部長を務める、山形県の吉村美栄子知事によるビデオメッセージが放映された。吉村知事は、「記録的猛暑となった今夏は、米の栽培管理が難しかった。その中でも『雪若丸』は一等米品質の比率が高く、おいしい新米を全国の人々に届けられることをうれしく思っている」と目を細める。「『雪若丸』が、米どころ・山形県の存在感を一層高める存在になってもらいたい」と、「雪若丸」のさらなる発展を願っていた。
続いて、山形県農業協同組合中央会・折原敬一会長が登壇。「今年は、夏場の暑さと雨量不足などから、稲に障害が発生。多くのお米が少なからず影響を受けた。しかし、『雪若丸』は、新米の一等米比率も高く良好な品質を確保することができた」と、大変優秀な品種であることの証であると力説。「光沢のある白い粒で見た目もよく、粒の張りもしっかりした噛み応えが味わえるお米に仕上がった」と、おいしい新米だと胸を張る。「『雪若丸』が山形のブランド米として全国に知れ渡ったのは、ブランドアンバサダーを努める田中圭さんのおかげであると思っている。今後も田中さんの力を借りながら、末永く愛されるお米であり続けてほしい」と、これからも多くの人々に支持されるようにしっかり育てていきたいと意気込んだ。
そして、「雪若丸」のイメージキャラクターを努める田中圭さんが登場。「毎年この日が楽しみ」と「雪若丸」の新米との対面に心躍らせている様子。イメージキャラクターに就任して6年目となる田中さんは、「『雪若丸』のおいしさを知ってくれている人も増えてる。プライベートでは友人に『雪若丸』を配るなど、個人的にPR活動を行っている」と、「雪若丸」のファンが増えているとともに、さらなるファン拡大に余念がない様子だった。
そして、昨年制作され、11月1日から再放映されるCM「おうち雪若丸」編を改めて上映。「雪若丸」を焼きおにぎりにして食べるシーンは、「本当においしいので、そのまま食べてそのままのリアクションができた」と、素の田中さんの表情であると教えてくれた。
この後、「雪若丸」の新米が登場。田中さんはお櫃を開けて匂いを嗅ぎ、笑みを浮かべていた。そして、お茶碗に炊き立ての新米をよそいながら「柔らかくて、ふわふわしてる」と、今年の「雪若丸」の新米の感想を語ると、大きな一口を口に運び、しみじみと噛み締め「うまい、ふわふわ。やっぱり今年もおいしい。粒立ちは健在」と、出来栄えに太鼓判を押していた。
また、新米に合うおかずをかけた山形県クイズでは、見事2問正解し、山形牛ステーキとカレーを獲得。山形牛ステーキは食べた瞬間「おいしい」と述べ、拍手を送りながら「肉の風味と脂が残った口の中にピュアな雪若丸を入れた瞬間の多幸感がすごい」と絶賛していた。次にカレーを食べると、「間違いないおいしさ。想定している7倍はおいしい」と、独特の表現で、「雪若丸」とカレーとの相性の良さを表現していた。
最後に、田中さんは「毎年、新米のおいしさにびっくりさせられる。生産者の気持ちが伝わってくるので、6年目の雪若丸の新米にもうれしい驚きがある」と、毎年新たなおいしさを発見できるのが新米シーズンなのだと語る。「毎年、お米っていいなと思う1日」と、お米のおいしさを再確認することができたと笑顔をみせていた。
毎年定番となっている「雪若丸」の米俵贈呈では、折原会長から田中さんに「雪若丸」の米俵一俵が贈られた。
さらに、「雪若丸」の魅力を広め、おいしさを発信することを目的に、創意工夫をこらしたアイデアおにぎりレシピを募集した「雪若丸アイデアおにぎりレシピコンテスト」を実施した。今回、スペシャル審査員として田中圭さんを迎え、決勝審査を行った。
259件の応募の中から、「カリカリ豚肉と焼きトマトのおにぎり」「シンプルが一番!梅天かすおにぎり」「エゴマでくるんだ韓国肉味噌おにぎり」の3つが決勝に進出。ファイナリストが登壇し、それぞれ自身のおにぎりについてプレゼンテーションを行った。
「カリカリ豚肉と焼きトマトのおにぎり」のレシピ考案者は、「雪若丸の大粒で噛みごたえのある粒感を活かした」とコメント。
「シンプルが一番!梅天かすおにぎり」のレシピ考案者は、「雪若丸自体がおいしいので、シンプルに仕上げた」と、「雪若丸」を活かしたレシピになっていると訴えた。
「エゴマでくるんだ韓国肉味噌おにぎり」のレシピ考案者は、「雪若丸の存在感がガッツリした料理と合うと思い、考案した」と、アピールポイントを披露した。
田中さんはそれぞれ味わい、うなずきながら審査。「最終審査に残ったおにぎりは、どれもアイデアと愛情が詰まっていて、おいしく食べることができた」と述べた。他の審査員も同様に、どのおにぎりもおいしく甲乙つけがたいと語っていた。
そして、厳正なる審査の結果、優勝者は「エゴマでくるんだ韓国肉味噌風おにぎり」を考案した阿南美良さんに決定した。田中さんは「本当にみんなおいしかった。おにぎりとしての見た目がかわいかったのと、食べ馴染んでいる焼肉定食のご褒美感が感じられる『エゴマでくるんだ韓国肉味噌おにぎり』に王道の強さがあった」と講評してくれた。
なお、決勝に進出した3つのおにぎりは、11月から月替わりでTARO TOKYO ONIGIRIでの販売が決定。詳細はTARO TOKYO ONIGIRIのインスタグラムで発表していくという。
最後に、田中さんは、「お米とお米愛にあふれた、いいイベントだったなとほっこりしている。『雪若丸』は、デビューしてからずっと味わっているのに、毎年新たなおいしさの発見がある不思議なお米だ思う。そんな『雪若丸』をまずは一口食べて、数日、一ヵ月と食べ進めながら、その粒立ちとおかずとの相性の良さを感じてほしい。みんなにおいしく食べてもらえるポテンシャルを秘めた『雪若丸』と一緒にこれからも頑張っていきたい」と、多くの人に「雪若丸」のファンになってもらいたいとアピールしていた。
「雪若丸」は、「つや姫」に次いで、平成30年に本格デビューした山形県が誇るブランド米。際立つ“白さ”と“つや”が雪のように美しく、お米のしっかりとした粒感や稲の姿が男性的であることなどから「雪若丸」と名付けられた。一粒一粒しっかりとした弾力が特長で、カレーやチャーハン、お寿司、丼ものとの相性が良く、デビュー以来、5年連続で、米の食味ランキング最高位の「特A」評価を獲得している。また、大粒で食べ応えがあるので、子育て世代や働き盛り世代の人におすすめのお米となっている。