キユーピー、健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能性表示食品「ディアレプラス」を発売

キユーピーは、健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能性表示食品「ディアレプラス」を12月4日から発売する（通信販売）。また、同商品に使用している酢酸菌原料の産業用としての販売を展開していく。

「ディアレプラス」は酢酸菌GK－1（G. hansenii GK－1）とGABAを配合したサプリメント。酢酸菌GK－1は、pDC（プラズマサイトイド樹状細胞）に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つとともに、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されている。そしてGABAは、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能があることが報告されている。

キユーピーが今年4月に消費者庁に届出を受理された「ディアレプラス」には、機能性表示食品として初めて、「免疫機能の維持」と「花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感軽減」という2つの機能が報告された機能性関与成分が含まれる。さらに、「一時的な精神的ストレスによる疲労感軽減」というGABAの機能を加えた3つの機能が期待される、キユーピー独自のサプリメントとして、通信販売で展開する。

キユーピーはマヨネーズの主原料の一つである「食酢」を、グループ会社のキユーピー醸造で製造していることから、酢酸菌そのものの研究開発も進めてきた。酢酸菌は、お酢を作るときに欠かせない発酵菌で、アルコールからお酢の成分である酢酸を作る菌の総称とのこと。そのような酢酸菌に、お酢を作る以外に健康維持に寄与する大きな可能性があることを今から11年前に突き止めた。社内公募制度「Try！Kewpie」（現在は「Kewpie Startup Program」に名称変更）の第1号テーマに採択され、2016年に飲む人のための「よいとき（酢酸菌酵素を配合したサプリメント）」（現在は「よいとき One」にリニューアル）、2020年には「ディアレプラス」の前身となるサプリメント「ディアレ」を発売した。花粉などによる鼻の不快感を持つ利用者から好評を得て、初年度の約5倍の販売実績に伸長している。また、ディアレの販売を始めて以降、提供価値のさらなる向上を図るために、花粉、ホコリなどによる鼻の不快感に悩む500名以上の消費者に、アンケートやヒアリングを実施してきた。調査の結果、花粉が飛散する冬から春にかけて、「免疫機能の維持」に高い需要があることを確認した。そこで、研究を重ね、「ディアレプラス」の発売に至ったという。最近では、「免疫機能の維持」に対して一年を通じた高い需要があることから、「鼻の不快感」に悩む人のみならず、広く利用してもらえるサプリメントとして「ディアレプラス」を展開していく考え。

［小売価格］
7日分 14粒：1080円
30日分 60粒：3780円
（すべて税込）
［発売日］12月4日（月）

キユーピー＝https://www.kewpie.co.jp/