- Drink&Food2023/11/30 20:05
森永製菓、「米」を使用した植物性ミルクのプラントベースアイスを来年3月に発売
森永製菓は、森永製菓として初となる、「米」を使用した植物性ミルクアイス(乳製品ではない)を来年3月に発売する。
森永製菓グループでは、2030年の目指す姿として2030ビジョン「森永製菓グループは、2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わります。」を定めた。「心・体・環境の健康」への価値創出を通じて、健康意識の高まりや、サステナブルな社会の実現への貢献など、さまざまな課題への対応に取り組んでいる。
その中で、昨今の環境への配慮や健康志向によるプラントベースフードへの関心の高まりや、食物アレルギーという課題に着目した。そこで、日本人の最も身近な食材ともいえる「米」を原材料とした「ライスミルク(乳製品ではない)」を使用し、乳・卵・大豆などアレルギー物質28品目不使用の、体や環境にやさしい、幅広い年代の人においしく楽しんでもらえるプラントベースアイスを開発することを決定した。
森永製菓は米麹と酒かすといった米を原料にした甘酒製造で50年以上の歴史がある。「米」を使用した植物性ミルクアイスの開発は、森永製菓では初の取り組みだが、甘酒製造で培った知見や製菓会社ならではの味づくりの技術などの強みを生かし、おいしさにこだわり開発を進めているという。
森永製菓グループは、1899年の創業以来、時代や消費者の暮らしの変化に寄り添い、常に新しい価値と感動を創り出してきた。今後も成長し続ける永続企業として、こころとからだをすこやかにする食を創造し、誰もが笑顔で過ごせる持続可能な社会の実現に貢献していく考え。そして、今日から明日へ、人から人へ、さらに次の世代へ、世界の人々の笑顔を未来につなぐ。
乳・卵・大豆などアレルギー物質28品目不使用では、表示が義務付けられている特定原材料(8品目)えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生と、表示が推奨されている特定原材料に準ずるもの(20品目)アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチンを不使用としている。特定原材料8品目のうち、卵・乳・小麦を含む製品と共通の設備で製造する。特定原材料に準ずるもの20品目は、共通の設備での製造については把握していない。
[発売日]2024年3月発売予定