生活クラブ、「やわらかサバだんご」「フライパンでいわしのガーリックフライ」「三陸産太刀魚入りだんご」を販売

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会（以下、生活クラブ）は、三陸沖の魚をつかった新規品3種「やわらかサバだんご」を2月から、「フライパンでいわしのガーリックフライ」・「三陸産太刀魚入りだんご」を3月から共同購入する。新規品を通して東北の水産物利用を拡大し、持続可能な漁業につなげることで復興支援にも取り組んでいく。

「やわらかサバだんご」は、三陸沖で水揚げされた真サバを、落とし身と骨や皮ごと柔らかく炊いた身を練り込み蒸している。練り物のつなぎに使用する原材料はばれいしょでん粉のみで、サバの旨味を最大限活かすとともに柔らか食感に仕上げた。また、味付けをしていないため、調理素材として幅広く活用できる。さらに、食塩相当量は100gあたり0.225gと、一般的な練り物（2g前後）よりも大幅カットした。減塩志向の人や離乳食（月齢12ヵ月から）にもおすすめとなっている。

宮城県気仙沼では、サンマの不漁によってイワシ漁へ転換する漁師が増えている。これを持続的な漁業につなげるため、生鮮出荷サイズを下回る小ぶりな真イワシを原料とした「フライパンでいわしのガーリックフライ」を開発した。「フライパンでいわしのガーリックフライ」は、三陸沖で水揚げされ、当日中に急速冷凍した真イワシを3枚におろし、バッター液とパン粉に配合したスパイス＆ガーリックソルトで洋風に味付けした。フライパンでの揚げ焼きも可能で手軽に調理ができる。

「三陸産太刀魚入りだんご」は、三陸沖で水揚げされた太刀魚の尻尾部分を丸ごと柔らかくなるまでじっくりと炊き上げ、北海道産の無リン・スケトウダラのすり身に長ねぎとともに練りこみ、蒸している。これまで廃棄または魚粉などに活用していた尻尾などの余剰部分を余すことなく活用した。太刀魚の旨味で味わい深く、生姜とかつお節エキスで味を整えたふんわり食感の蒸し団子となっている。冷凍のままさまざまなスープの具材に、解凍してから他の具材と一緒に炒めものにも使える。

［小売価格］
やわらかサバだんご：499円
フライパンでいわしのガーリックフライ：427円
三陸産太刀魚入りだんご：322円
（すべて税込）
［発売日］
やわらかサバだんご：2月下旬
フライパンでいわしのガーリックフライ：3月中旬
三陸産太刀魚入りだんご：3月中旬

生活クラブ生協連合会＝https://seikatsuclub.coop