コープ自然派事業連合、国産有機小麦を使った食パン「自然派Style有機小麦のコウノトリの未来」を発売

「自然派Style山食コウノトリの未来」

コープ自然派事業連合は、2014年に独自のパン工房(現:コープブレッドファーム)を設立し、イーストフードなど食品添加物に頼らない有機小麦のパンを製造している。3月4日から、コープブレッドファームの人気商品である食パン「自然派Style山食コウノトリの未来」(6枚切)の新たなバリエーションとして、国産有機小麦を使った新しい商品が登場した。

日本の食料自給率はわずか38%(令和4年度カロリーベース/農林水産省)。コープ自然派では、食の安全を求め、食料自給率の向上を図るために、国内の農業を守っていこうと「国産派宣言」を掲げている。

多くの場合、輸入小麦には輸送中のカビや腐敗を防止するためにポストハーベスト農薬(殺菌剤、防カビ剤)が散布されている。また、海外では収穫前に除草剤グリホサートが散布されるケースがあり、実際に輸入小麦を使ったパンから除草剤グリホサートが残留していたという事例も報告されている。ポストハーベスト農薬や除草剤グリホサートを避けるためにも、コープ自然派は国産小麦にこだわっている。

コープ自然派事業連合が考える安心・安全な食を求めて「国産オーガニックプロジェクト」が2017年に立ち上がった。当時から国産有機小麦はとても希少。組合員の人々と産地に赴き、学習会を開催するなど生産者の人々と交流を図り信頼関係を構築し、栽培面積を拡げてもらうことで安定した国産有機小麦を確保することができている。

農薬多用による生態系破壊や農地整備などにより1971年に絶滅したコウノトリ。野生復帰を目指し、兵庫県立コウノトリの郷公園で5羽が放鳥されたのは2005年だった。兵庫県豊岡市ではコウノトリのエサとなる多様な生きものが田んぼで生息できる、農薬に頼らない農法に取り組み、「コウノトリ育むお米」を栽培してきた。それに伴い、野外コウノトリの個体数は年々増加。豊岡市以外での繁殖も確認されるようになってきた。現在では四国のJA東とくしまでも生態系調和型の米づくりに取り組み、コウノトリも棲める生きもの豊かな田んぼを拡げ、全国にコウノトリの郷をつくることをめざし、その輪はどんどんと拡がっている。

「自然派Style山食コウノトリの未来」

パンでもコウノトリが棲めるまちづくりを応援しようと、取組が始まった象徴的なパン「自然派Style山食コウノトリの未来」には、「コウノトリ育む農法」で栽培されたお米の米粉を使用している。消費を増やし、コウノトリも棲めるまちづくりを応援するため商品名に“コウノトリの未来”という名がつけられている。

コープ自然派は、生産者との顔の見える関係を大切にし自然と共存する暮らしをめざし、四国・関西のエリアで事業を展開。厳しい独自基準を設け、国産にこだわった食品添加物に頼らない商品やオーガニックや省農薬で育まれた野菜を中心に取り扱う生活協同組合となっている。有機の学校をはじめとする有機農業を拡げる取組など多岐に渡り活動を行っている。

[小売価格]289円(税込)]
[発売日]3月4日(月)

生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合=https://www.shizenha.ne.jp


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