味の素冷凍食品、リニューアルした「ギョーザ」を焼いてパリッとした羽根つきギョーザが焼けた時の感動を楽しむ体験会を開催

体験イベントでギョーザが焼き上がった瞬間

味の素冷凍食品は、リニューアルした新しい「ギョーザ」を一緒に焼いて体験してもらう「冷凍餃子フライパンチャレンジ presents みんなの、新『ギョーザ』焼き体験会」を3月9日にベターホームのお料理教室 銀座教室で開催した。同体験会は、2月にリニューアルした「ギョーザ」を、消費者自身で焼いてもらうイベント。パリっとジューシーな羽根つきギョーザが焼きあがった時の「感動」と「楽しさ」を、消費者の人々に実感してもらいたいという思いで実施した。イベント内では、「ギョーザ」の焼き体験に加えて、「冷凍餃子フライパンチャレンジ」のプロジェクトメンバーであるライオンによる、フライパンの洗い方講座・体験も実施した。当日は時間入替制で全5回行い、事前に応募した人の中から56名に参加してもらった。

体験イベントで使用したアイテム

同イベント限定の「冷凍餃子フライパンチャレンジ」エプロンを身に着け、手洗いと身支度を終わらせ、少し緊張気味でイベント開始を待つ参加者たち。時間ごとの入替制で全5回の実施だったが、各回約20名前後の人が参加し、家族や夫婦、友達、また実際にフライパンを送ってもらった人など幅広い人々に参加してもらった。

「ギョーザ」開発担当の実演を見つめる参加者

まずは「冷凍餃子フライパンチャレンジ」の紹介からスタート。同社の取り組みに、驚きの声やうなずく様子とともに、真剣な眼差しで経緯や活動報告を聞いていた。そして、いよいよ焼き体験を開始。同社「ギョーザ」開発担当の、集まったフライパンを使っての調理実演では、今回リニューアルした新「ギョーザ」と従来のギョーザの焼き比べが行われた。

「ギョーザ」が焼き上がった後の様子

従来のギョーザは完全に張りついてしまい、ヘラを使っても取れない一方で、新「ギョーザ」が張りつくことなく綺麗に焼き上がると、「すごい!」と拍手が起こった。

焼き上がった円盤ギョーザ.j

参加者もフライパンにギョーザを一つずつ丁寧に並べ、タイマーを5分にセットし、フタをして火力を微調整しながら中火で蒸し焼き工程に入っていく。タイマーが鳴り、フタを取ると各テーブルからおいしそうな香りとともに湯気が立ち上る。羽根に色がつくまでの間、フライパンをのぞき込んで、焼き上がるのを待ちわびる様子も数多く見られた。

参加者のギョーザが焼けるまでの様子

好みの焼き色になるまで待ち、お皿を抑えながらフライパンをひっくり返し、綺麗な円盤ギョーザが焼き上がった際には、各テーブルからだけでなく、会場全体で拍手と歓声が上がっていた。パリッとした羽根のついた、焼き立ての「ギョーザ」を口いっぱいに頬張りながら「おいしい!」という声と笑顔が会場に溢れていた。

焼き上がった「ギョーザ」を試食する様子

わずか数分でペロッと平らげた参加者も多く、2回目、3回目の「ギョーザ」焼き体験をした人もみられた。参加者はみんな「ギョーザ」を完食していた。

ライオンによるフライパン洗い方講座

焼き体験の後半からは、ライオンの「フライパンの洗い方講座」が始まった。洗い方の基本やNG行動の説明、またフライパン洗浄の実演が行われ、講座の後は、先ほど使用したフライパンを参加者自身で洗浄。用意された「CHARMY Magica酵素+」を使用し、ライオン研究開発者のサポートを受け、綺麗にフライパンを洗っていった。

フライパンを実際に洗う様子

洗浄中には、「自分のいつも使っているスポンジは正しいのか?」と参加者が質問している様子もみられ、なかなか直接話すことができない研究開発者とのトークに盛り上がる場面もみられた。最後は、各回の参加者全員で記念撮影をし、約1時間のイベントは終了となった。

綺麗に焼き上がった参加者の円盤ギョーザ

イベントに参加した人は、「いつもはなかなかうまく焼けないが、社員さんからのアドバイスで良い感じに焼けて満足」との声や、「1人で1パック食べるのでお腹いっぱいと思ったが、周りの盛り上がりで2パックペロリと食べられた」とコメント。「ギョーザは国民食でおいしくて飽きないし、やっぱり毎回焼き上がりを見ていると楽しい」と笑顔をみせていた。「こんなに綺麗に焼けるとは思わなかった」と満足げな参加者も。

焼き上がったギョーザを記念撮影する様子

「子どもたちがこれから一人でも焼けるように、今回体験会に来た」や「家庭科の授業で料理ができないことが悔しくて、ギョーザを綺麗に焼けるようになりたいと思って来た」と子どもたちも真剣に取り組んでいた。「焼くのが楽しくなって、3回も焼いてしまった」という参加者の他、「フライパンを洗う時は、ガシガシとこすると汚れが落ちると思っていた」といったコメントもみられた。

同社は、昨年10月に始動した「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトの成果として、使い込まれたフライパンでも、より失敗が少なく、綺麗に焼ける「ギョーザ」を届けたいという思いから、2月にフライパンへの張りつきを改良した「ギョーザ」の出荷を開始した。今回のリニューアルでは、「『ギョーザ』1パック分(12個)すべて張りついてしまうフライパン」のうち26%のフライパンで1個も張りつくことなく、綺麗に焼けるようになったという。一方で、一部改善効果がみられたものは46%、残りの28%のフライパンでは効果が見られなかった。同社は今後もフライパンへの張りつきのさらなる改善を目指し、一人でも多くの人に、パリッとジューシーな羽根つきギョーザが焼きあがった時の「感動」を届けるため、「冷凍餃子フライパンチャレンジ」を継続し、“永久改良”を続けていく考え。

集まったフライパンを使っての調理実演

同社は昨年6月に発信した「使い込んだフライパンでも綺麗に焼けるギョーザの検証に向けたお願い」内で、「冷凍餃子のフライパン張りつきに関する検証結果」として、コーティングが剥がれたフライパンで調理をする場合の、張りつきが改善できる調理方法(使い込まれたフライパンで調理した際に、張りついてしまう状態を同社で再現)を同社公式サイトやSNSで報告した。しかし、今回集まったフライパンで再度調理検証を行ったところ、大さじ1程度の油をひき、中火で約5分蒸し焼きした後に、フタを取り弱火で約5分仕上げ焼きをする調理方法が、張りつき改善により効果的であることを確認した。

洗剤を使ってフライパンを洗う様子

ライオンの検証によると、張りつきやすいフライパンにはたんぱく質が残存しており、「ギョーザ」がフライパンへ張りつく要因の一つは、たんぱく質である可能性が確認された。この検証結果を受け、フライパンの洗い方や、洗浄時に避けるべき行動について情報を提供してもらった。また、たんぱく質を落とすには酵素を配合した洗剤が効果的で、表面を傷つけないやわらかなスポンジを使うことがポイントと報告していた。

現在、「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトサイトでは、一部のフライパンの送付エリアや大きさなどのデータを3Dモデルと合わせて公開しているが、2月には、消費者から送られた3520個のフライパンすべてのデータ化が完了した。これらのデータは、簡単で失敗なく焼けるおいしい「ギョーザ」を追求するために、今後の研究開発に活かしていく。また、集まったフライパンは今後アルミ資源としてリサイクルしていく。

味の素冷凍食品=https://www.ffa.ajinomoto.com
ライオン=https://www.lion.co.jp/ja


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