- Drink&Food2024/03/22 17:43
サンクトガーレン、神奈川オリジナル柑橘を皮も果汁も丸ごと使用したフルーツビール「湘南ゴールド」を春夏限定販売
サンクトガーレンは、4月12日から、神奈川産オレンジ「湘南ゴールド」を使ったフルーツビール「湘南ゴールド」を9月末までの春夏限定で販売する。
湘南ゴールドは神奈川県が12年の月日をかけて育成したオリジナル柑橘で、2003年に品種登録された。見た目はレモンのような黄色だが、食べると甘いオレンジというギャップがあり、他の柑橘を圧倒する華やかな香りをもつ。
ビールにはそんな湘南ゴールドの傷あり品や、サイズ規格外品などを有効活用。自分たちの手で切って、皮も果汁も捨てる部分なく果実を丸ごと使用。1回の醸造で約500kgの果実を使う。
ベースのビールは小麦麦芽を20%使用したウィートエールで、柔らかな口当たりが特徴とのこと。ホップにも柑橘の香りが特徴のシトラという品種を用い、湘南ゴールドの風味を後押ししている。
完成した湘南ゴールドビールはグラスに注いだときの香り、口に含んだときに鼻に抜ける香り、そして飲んだ後のゲップにまでオレンジの風味が弾ける爽やかな味わいとなっている。
湘南ゴールドビールは果実が少しずつ県内に出回るようになった2007年、岩本がその香りに惚れ込んで試作を開始した。2008年から春夏限定で製造している。今ではお菓子やチューハイなど様々な湘南ゴールドの加工品がつくられているが、加工品1号はこのビールとのこと。
2009年からJリーグ湘南ベルマーレの「ベルマーレビール」としても採用され、ホーム戦時の名物グルメとなっている。
[小売価格]539円(税込)
[発売日]4月12日(金)
サンクトガーレン=https://www.sanktgallenbrewery.com