- Drink&Food2022/10/13 22:37
ワタミ「PAKU MOGU」が子どもたちの食に関する調査、ハロウィンの定番食材「かぼちゃ」は子どもにも親からも人気集める
ワタミが手がける食事宅配サービス「PAKU MOGU(パクモグ)」は、“子どもたちのおすみつき”ミールキットとして、より多くの子どもたちの食に対するニーズを調査し、商品に反映していくため、「子どもたちの食に関する調査」を実施した。今回の調査では、10月末に控える大型イベント「ハロウィン」の定番食材「かぼちゃ」をテーマにした。令和の子どもたちのかぼちゃに対する評価や、かぼちゃを使った好きなメニューや苦手なメニュー、親がどのように好き嫌いを克服させようとしているのかを調査した。
その結果、ハロウィンの定番食材「かぼちゃ」の人気ぶりが明らかになった。その中でもサクサク感と甘みを感じることのできる「かぼちゃのコロッケ」が子どもたちの人気メニュー第1位となった。また、親はハロウィンなどの時節イベントを子どもたちの苦手食材の克服の機会としたいと考えており、そのために調理法や味付け、盛り付けなどさまざまな工夫を行い、努力する親の姿が浮き彫りになった。そんなハロウィンだが、現在ハロウィンパーティーを行う予定があると答えた人は2割程度にとどまった。調査は今後も定期的に実施し、子どもたちの食に対する理解を深めていく他、調査から得たヒントを「PAKU MOGU」の商品開発にも取り入れていく予定。
「PAKU MOGU」は、子どもたちが「おいしい」と完食してくれることを目指したミールキット。家事や育児で忙しい家庭の負担を軽減すべく、その日の夕食の食材をカット済み・下ごしらえ済みで届ける。炒める・煮るだけのかんたん調理で、調味料ひとつで味付けができるので、約15分で主菜と副菜を作ることができる。子どもたちに「パクパク」「もぐもぐ」と完食してもらえるよう、商品はすべて、モニターの子どもたちに試食してもらい、80%以上の「おいしい」の「おすみつき」をもらえた献立を中心に提供しているという。
今回の調査では、ハロウィンの定番食材「かぼちゃ」について好きかどうか質問した。子どもたちの68.5%、親は92.8%もの人が「好き」と回答し、令和の子どもたちにとっても「かぼちゃ」は人気な食材であることが明らかになった。
子どもたちに「好きなかぼちゃのメニュー」について聞いてみると、78.5%が「かぼちゃのコロッケ」を挙げた。次いで、「かぼちゃのスープ」(70.1%)、「かぼちゃの煮物」(69.3%)、「かぼちゃの天ぷら」(68.2%)が多くの票を集めてランクインしている。
1位になった「かぼちゃのコロッケ」が好きな理由を聞いてみると、揚げた「サクサクの食感」と、かぼちゃの「甘み」の組み合わせを人気の理由に挙げる人が多く、「甘み」と「サクサク・ホクホクの食感」が人気の秘訣であることがうかがえる。
一方、苦手なメニューを聞くと、「苦手なものはない」と38.3%の人が答えたが、「かぼちゃの温野菜」(37.3%)、「かぼちゃの野菜炒め」(32.0%)が上位に入った。また、好きなメニューの3位でもあった「かぼちゃの煮物」(32.0%)が苦手なメニューでも上位に入った。
苦手な理由としては、「かぼちゃの温野菜」では「喉につまる」、「ぼそぼそしている」、「かぼちゃの煮物」では「塊が好きじゃない」、「モサモサ感や甘さが苦手」、「皮が硬くて嫌い」など「野菜の直接的な食感」を理由に挙げる人が多い傾向だった。
子どもたちの好き嫌い克服は親共通の課題だと思われる。そこで、親に「ハロウィンのようなイベントを子どもたちの苦手食材克服に活用したいか」と聞いてみると、63.0%もの親が「活用したい」と回答した。時節のイベントを苦手食材克服の機会にしたい親の意向がうかがえる。
また、子どもたちに苦手な食材を食べさせる際に工夫していることは何かを聞いてみると、「子どもの好きな調理法」(50.3%)、「小さいサイズにする」(38.5%)、「気づかないように細かくする」(37.8%)など子どもたちが食べられるようにさまざまな工夫を凝らしていることが明らかになった。
今年ハロウィンパーティーを行う予定を聞くと、「行う予定」と答えた人は24.0%と2割程度にとどまり、少数派であることがわかった。
また、「もしハロウィンパーティーで手作りメニューを作る場合はどんな料理を作りたいか」について聞いてみると、「子どもが好きな味の料理」(62.0%)、「見た目がかわいい料理」(50.3%)、「子どもが食べやすい料理」(49.3%)など、子どもたちのことを考えたメニューを作ってあげたいという親が多くいることがわかった。ハロウィンパーティーは子どもたちのためと考える親が多いようだ。
今回の調査結果を受け、同社では、「PAKU MOGU」ハロウィン限定特別献立として、主菜「やさしい甘さのかぼちゃクリームパスタ」と、副菜「ハロウィンおばけのコールスローサラダ」を考案したという。
メニューを考案したワタミ 宅食事業本部 食ダイレクト/キット事業本部 ミールキット部の芦野恵理子ブランドマネジャーは、「今回の調査で、『かぼちゃの甘み』が子どもたちに人気ということがわかったので、その甘みを楽しんでもらえる、見た目にもかわいいハロウィン献立を開発した。主菜は、子どもたちに人気のパスタに、かぼちゃの甘みを感じられるクリームソースを絡め、仕上げに“かぼちゃおばけ”を飾った。飾り用のかぼちゃは、砂糖とバターを使い、電子レンジで煮物風に仕上げたもの。薄く切ったかぼちゃを使うので、子どもたちが苦手とする『もさもさ感』を感じることなく、ホクホク感と甘みを楽しめるようにした。副菜は、『イベントを苦手食材の克服に活かしたい』という親の気持ちに応えたメニュー。野菜は細かくみじん切りにして、子どもたちでも食べやすくしている。仕上げに“かぼちゃおばけ”の『かまぼこ』を飾り、見た目にも工夫することで、子どもたちの『食べてみよう!』という気持ちを引き出せるようにしている。カット済み食材を使用するので、調理も簡単。ぜひ、子どもたちと一緒に楽しんでみてほしい」とコメントしている。
[調査概要]
調査タイトル:「PAKU MOGU」子どもたちの食に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:3~10歳の子どもを持つ親と子ども 合計400サンプル
※2歳刻みで各100サンプルずつ
調査期間:6月30日(木)~7月8日(金)
ワタミ=http://www.watami.co.jp/
PAKU MOGU=https://www.pakumogu-mealkit.jp/contents/home