クラシエ、「ねるねるねるね ヨーロピアンシュガーコーン味」「ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味」を数量限定発売

クラシエ(フーズカンパニー)は、1986年誕生のロングセラー商品「ねるねるねるね」と「ヨーロピアンシュガーコーン」から、今までにない禁断のコラボレーションとして「ねるねるねるね ヨーロピアンシュガーコーン味」と「ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味」を6月17日から全国のスーパーマーケットやドラッグストア等で発売する。

同コラボ商品は、「ねるねるねるね」ブランド担当者と「ヨーロピアンシュガーコーン」ブランド担当者が、「これまでにないチャレンジをしよう」という熱い想いから企画立案し、味だけでなく物性など数々の難題を乗り越えて実現した。

ねるねるねるねとは、粉と水を混ぜると色が変わって膨らんで、驚き体験ができるふわふわお菓子。1986年に「子どもの泥んこ遊び」から発想を得て誕生したロングセラー商品で、今も子どもから大人まで、たくさんの人に楽しんでもらっている知育菓子のひとつとなっている。

ヨーロピアンシュガーコーンとは、サクサクのコーンとアイスとチョココーチングの絶妙なバランスが楽しめるマルチコーンNo.1ブランド。1986年に「ヨーロッパの街角にあるアイスクリームショップのコーンアイスを、日本の家庭でも気軽に楽しめる」をコンセプトに誕生した。

「ねるねるねるね」の特長といえば、昔の魔女さんが出てくるCMにもあるように、練れば練るほど色が変わって膨らむというもの。「ヨーロピアンシュガーコーン」のバニラ味を再現するには、この「ふくらむ変化」に必要不可欠な「酸」と「重曹」が、味づくりの高いハードルとなってしまった。

「ヨーロピアンシュガーコーン」らしいバニラの甘さを表現しようとすると、酸味・塩味(重曹由来)の両方を抑える必要があった。しかし、酸と重曹の量を減らすと「ねるねるねるね」の特長である“ふわふわ”が維持できず、これでは「ねるねるねるね」として売り出すことができないと、物性調整に苦戦した。ねるねる、チョコソース、トッピングの全部を合わせて一口で食べた時に、ヨーロピアンシュガーコーンを感じるような三位一体の食べ合わせをゴールとしていたために、美味しさと変化を両立できる配合を見出すのに何度も試作や議論を重ね、奇跡の配合を見つけるまでには、様々な葛藤や挑戦があった。

はじめの頃は、いくら試作しても思ったような味にならず、「美味しくない。これではブランド毀損になるのではないか」と今までの知育菓子ではあり得ないほどの厳しい意見があがり、発売に辿り着けないのではないかという重い空気になることもあった。試作品を試食してもらおうと近づくと「美味しくないから」と嫌な顔をされ、逃げられることも。しかし、「絶対にいい意味で期待を裏切るくらい美味しくして、このコラボ企画を実現させたい」とやる気が湧き、メンバー内や「ヨーロピアンシュガーコーン」の担当者とも何度も打合せや試作を重ねていき、最初は厳しい意見だった上司からの好評も得て、最後は納得の品質で、無事に商品化できた。

「ねるねるねるね ヨーロピアンシュガーコーン味」

この商品の開発担当になった時は、正直「おいしくなるはずがないからやりたくない」と思ってしまうくらいには、高い難題を抱えていた。実際に開発を進めていく中で、「試作品が一向に美味しくならない」、「試作品を食べすぎて、もはや美味しいのか美味しくないのかが分からない」、「他商品の開発担当者の試作が美味しそうでうらやましい」など思うようになり、最終的には「商品の味が完成していないのに、商品が店頭に並んでいる夢を見てしまう」ほど、この味づくりに悩んでいた。その分、開発メンバーだけでなく、「ヨーロピアンシュガーコーン」のブランド担当者からも納得してもらえた時は、本当に嬉しかったという。

一方、「ヨーロピアンシュガーコーン」では「ねるねるねるね ブドウ味」の味わいを表現するのに、また別の課題があった。「ヨーロピアンシュガーコーン」の特長といえば、サクサクのシュガーコーンとアイスとチョココーチングの三位一体の味わい。酸味のあるフルーツフレーバーが多い「ねるねるねるね」の味わいは、「ヨーロピアンシュガーコーン」とは真逆のものだったた。

まず議題に上がったのは、「ねるねるねるね」はどんな味かだという。今回の味のテーマは「ねるねるねるね ブドウ味」だが、純粋な美味しいブドウ味では再現にならない。いかに笑顔があふれた楽しい時間のあの味を「ヨーロピアンシュガーコーン」で再現するかが問われた。しかし、「ヨーロピアンシュガーコーン」の設計上、サクサクのシュガーコーンとコーンの内側にあるチョココーチングは必須であるため、風味はコーンをベースに設計しなければならない。サクサクのシュガーコーンの味わいを損なわずに、「ねるねるねるね ブドウ味」を思わせるアイスを考える必要があった。

「ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味」

試行錯誤を重ね辿り着いた結果、ぶどう果汁を使用して味を整えた上で、「ねるねるねるね ブドウ味」の風味をプラスすることで、美味しさを損なわずに味を再現することが出来た。サクサクのシュガーコーンに「ねるねるねるね ブドウ味」をイメージしたアイスが組み合わさり、まるで「ねるねるねるね」がそのままアイスになったような味わいとなっている。

パッケージのデザインでは分かりやすさを重視し、懐かしい「ねるねるねるね」の魔女さんがでてくる昔のCMの背景をイメージすることで、手に取る人に、「ねるねるねるねっぽい」と思ってもらいやすくした。こうして、「ねるねるねるね ブドウ味」をイメージした今までにない新しいヨーロピアンシュガーコーンが完成した。

「ねるねるねるね ヨーロピアンシュガーコーン味」を楽しむ時は、「ヨーロピアンシュガーコーン バニラ」と一緒に、「ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味」を楽しむ時は、「ねるねるねるね ブドウ味」と一緒に食べて、味を比べてみるのもオススメだという。

昔のCM内に登場する魔女さんが「うまい(効果音︓テーレッテレー)」というシーンは記憶に残っている人も多いのでは。禁断のコラボに、思わず食べてみたくなるかもという衝撃的なコラボを体験したい人、新しいフレーバーが気になる人など、家族や友達と楽しみながら食べてもらい、家事の合間のひとときに、家族みんなの食後のデザート・お風呂上りなどのくつろぎの時間にどうぞ楽しんでほしいという。

[発売日]6月17日(月)

クラシエ=https://www.kracie.co.jp


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