- Drink&Food2024/06/06 15:59
日本ケンタッキー、ケンタッキーフライドチキン全店にストロー不要の「ドリンキングリッド」を順次導入
日本ケンタッキー・フライド・チキンは、「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた取り組みの一環として、ストローなしでスマートに飲める「ドリンキングリッド」を、12月末頃までにケンタッキーフライドチキン(以下、KFC)全店舗(国内全店舗数:1232店舗(3月末現在))へ導入する。
KFCでは、使い捨てプラスチックの削減に積極的に取り組んでいる。プラスチックストローが不要となる「ドリンキングリッド」は、昨年4月から国内28店舗で先行テストを実施。消費者からの貴重な意見が寄せられながら、検討・改良を進めた。今回、全店舗導入となった同品は、一般的な「ドリンキングリッド」に比べて厚みがない平らな形状となっており、よりプラスチック使用量が削減される。また、素材には使用済みペットボトルをもとに生産されたポリエステル繊維「再生ペット(再生PETは広く食品包材にも使用されている)」を25%使用している。
気候変動や資源の枯渇、生態系の危機、貧困・飢餓など、私たちが暮らす地球・社会にはいくつもの課題がある。KFCでは、「持続可能な調達」「プラスチック対策」「温室効果ガス対策」の3つの柱を掲げ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを進めている。「プラスチック対策」においては、これまで、レジ袋のバイオマス配合への切り替えに始まり、ドリンク用プラカップの廃止、マドラー・スプーン・フォークの木製への切り替えなどを実施しており、2020年から3年間でプラスチック使用量全体の削減率は、1店舗平均58.7%を達成している。
KFCでは、50年先の未来も、そしてその先もずっと地球と共存していけるよう、今後も環境保全への取り組みとして、限りある資源を大切にし、環境を守るための取り組みを積極的に推進していく考え。
[実施概要]
導入:ドリンキングリッド
目的:プラスチックストローの使用量削減
開始時期:6月から順次、全店舗へ導入
日本ケンタッキー・フライド・チキン=https://www.kfc.co.jp